'99年センター試験 数学I・A 数学II・B について
 まず、センター試験(その前の共通一次)の是非についてもいろいろなホームページで取り上げ
られています。
 はじめの頃は、基礎的な内容だから5教科9科目でやっても受験生の負担にならない、
教科書程度の内容だから特別な受験勉強はいらない、ということだったが5教科7科目になり,
最近は必要に応じて選んで受験しているようです。
 あたえられた答えから選ぶという受け身的思考を増長させたという点で、教育と社会に悪影響を
及ぼしたと思う。私自身、数学のセンターの問題を解いていても、自分で解いた答えを当てはまる
ように書き直すので面倒くさいし、やりにくいと感じています。
 入試センターがLaTeXのソースファイルにして公開してくれれば,有り難いのですがそれどころか、
web上に問題すら公表していません。
 新聞より遅いのですが、河合塾がAcrobat(スキャナーで取り込んだものだと思う)で公開しています。
 追試は新聞に載せないので,河合塾さんのところをみて,書くつもりです。
今年はTBSではやってくれませんね。
 TeXのソースファイルで公表すればファイルは極めて小さいですし、再利用がしやすく、通信のトラ
フィックを増やさないので誰かやってほしいと思っていました。
しかし,だれもやってくれそうにありませんので、センター試験をTeXのソースで書くことにしました。
以下
実際の試験問題を、TeXのソースに書き写したものです。
改行や形式はできるだけ同じようにしたつもりです。
マークシートのカタカナが書いてある□は、[ ]に置き換えてあります。
フォント実際のものより小くして,1ページの行数は多くし、用紙はA4portraitで
3枚になります。
 解答は、問題をプリンターで出力したものに鉛筆で解答を書き込みscannerで取り込んだものです。
解答をしている時,自分で書き写した問題文の間違いを見つけ手書きで,訂正してあります。その部分
については,*.tex,*.dviの方のファイルは訂正してあります。
私が書いたTeXのソースファイルには、間違があるかもしれません。見つけられ方は、e-mail
(Hiromasa.Kobayashi  hskoba@icon.pref.nagano.jp )でお知らせ下さい。

この解答(*.JPG)は、ほとんどのブラウザーで見ることができると思いますが
*.dviの方は、TeXの関連ファイルがinstallしていないと見ることはできません。
ファイル名の最後に『t』をつけているのは追試の意味です。
本試験の方はLaTeX2.09で、追試の方はLaTeX2eで書いています。
マクロ等は奥村晴彦氏の『LaTeX2e 美文書作成入門』等に載っているマクロを,macros.tex,macros1.tex
(2eの場合ただmacros.sty,macros1.styにrenameしただけ)に書き込んだものです。
使っているものは,丸の中に数字が入っている記号、『>』の下に『=』が合わさった記号だけです。
図は99su1a.tex, 99su1at.texに入っていますが,QFIGのeepicで出力しました。
 

LaTeXで書いたsource file(7KB〜12KB)は、
99su1a.tex  99su2b.tex  99su1a_t.tex   99su2b_t.tex

dvi file(10KB〜15KB) は 
99su1a.dvi  99su2b.dvi
99su1at.dvi  99su2bt.dvi
 

各試験の解答各ファイルは70KB〜138KBあります。
99su1a1.JPG 99su1a2.JPG   99su1a3.JPG
99su2b1.JPG  99su1a2.JPG   99su1a3.JPG
99su1a1t.JPG  99su1a2t.JPG  99su1a3t.JPG
99su2b1t.JPG  99su2b2t.JPG  99su2b3t.JPG

上記の全てをまとめたもの(647KB,720KB)は 
99su1a2b.lzh   99s1a2bt.lzh