山口の旅2015春

山口旅行記2015

 ☆☆☆☆☆ 山口旅行記2015 ☆☆☆☆☆ 2015.4.10〜12

【序章】
 初めての山口入りとなりましたが、今回の主目的地は、
 「秋吉台 の三洞窟」「萩」「津和野」「下関」に狙いを
 定め観光・取材を行いました。

★4月10日(金)★

【1】山口県へ

 今回は、前日9日に20:40発のE2系新幹線のグリーン車(コンセントが
 無かったので初期の頃の車両と思われる・・・)にて上京し、京浜東北線蒲田駅
 にて降り、近くにあるカプセルイン蒲田にて前泊し、翌朝5時半起床。
 京急蒲田駅より6時発の空港行きにて羽田空港入り、チェックイン。
 保安検査場を抜け、すし屋「又こい家」で1,080円のおまかせにぎりで
 朝食とする。
 その後、搭乗口70番より、定刻通りの7:20発のANA3811便にて
 山口宇部へと向かう。

 機材はスターフライヤー運行のエアバスA320型機で、独自の漆黒塗装の
 機体と全席皮シート、モニター付きという話題のサービスが注目。さらに
 タリーズコーヒー(オリジナルブレンド)にビターチョコレートのサービス
 はじつに贅沢さを感じ、1時間40分の空の旅を満喫。

 そうこうしているに無事山口宇部空港へ到着。

【2】秋吉台にて

 9時00分。定刻通りに山口宇部空港に到着し、取り付け口より
 そのまま空港建屋へ入る。
 足早に階段を下りて、オリックスレンタカーカウンターへ行こう
 とするも見当たらず・・・よくよく見たらレンタカーのカウンターは
 別棟とのことで、無事手続きを完了。
 ここでシルバーメタリックのアクアを借りていざ出発!
 こちらは、なんと今回初使用の新車ということで、なんでもSクラス
 の車が足りないための処置だとのことながら、こちらとすれば
 大歓迎の嬉しい誤算というところ。

 あいにくの雨ながら、山口宇部道路経由で秋吉台へと向かう。
 10時20分、最初の目的地である秋芳洞へと到着する。
 
 こちらはさすがに見所多し。見事な「百枚皿」「黄金柱」などに
 圧倒され、約1時間20分の見学となる。

 その後、秋吉台カルストロードを北上。途中秋吉展望台に寄るも
 雨と強風のため写真を撮るのも大変な状況で足早に撤収、そして
 長者ヶ森に寄り取材。こちらは秋吉台唯一の原生林ということで
 じつに神秘的。中には祠あり。
 
 その後、お昼をかねて大正洞「清風宛」へ。
 ここで名物「かっぱそばセット」1,000円を頂く。こちらの食感は
 やきそば的な麺に肉。そしておむすび付きとまずまずのボリュームなり。

 食後、大正洞へ。
 こちらは、先ほどの秋芳洞に比べると狭い洞窟という印象だが、
 無線のイヤホンガイドがあったため、とてもわかりやすい見学となる。
 その険しい内容からある意味探検ムードもあり。

 大正洞の見学の後、景清洞へ。
 こちらは見学コースと探検コースがあるが、時間の都合で見学コース
 を選択。
 洞窟内は、かなり広く車が走れるような印象あり。また洞窟内の
 山にも登る。
 
 あいにくの雨だが、洞窟見学には関係なしということで、秋吉台
 三洞窟の見学を無事終了。

【3】歴史の街・萩

 15時前に秋吉台の見学を終え、一路萩へと向かう。
 約30分で萩に到着。
 駐車場に車を停め、まずは萩城城下町の散策。
 
 最初に円政寺を見学。こちらでは地元のボランティアガイドと
 思われる方から、断片的に説明を受け理解を深める。

 次に、木戸孝允旧宅を見学。
 古民家風の味わい深い建築を堪能しつつ木戸孝允のことについても
 学ぶ機会となる。

 次に菊屋家住宅を見学。こちらはいわゆる萩班御用達の商家との
 ことで、いろいろと貴重なものが蔵も含めて見ることができる。
 こちらもボランティアガイドさんが常駐で説明あり。

 次に、高杉晋作誕生地を見学。こちらは外からのみの見学だが
 近代日本の礎を築いた維新の英傑が生まれた地に想いを馳せる。

 城下町の見学を一通り終え、萩の郊外へ。
 松蔭神社と松下村塾の見学を行う。こちらはまさに近代日本発祥の地
 ということで、見所多し。残念ながら博物館は閉まっていたものの
 歴史を感じるひとときになる。

 こうして17時30分すぎに見学終了となる。

【4】萩本陣

 松蔭神社から車で5分ほどのところ高台にある本日の宿「萩本陣」に
 18時前にチェックイン。
 今日は、予約した東の丸が使用できないため本丸にての宿泊という
 ことになり、得した気分。
 
 本丸7階の部屋は山側の部屋で展望こそ無いものの、広さは圧倒的。
 くつろぎ空間としては最高というところ。

 早速18時より2階旬の丸にて、夕食。
 こちらは、

 食前酒 ノンアルコール梅酒
 前菜 旬の味覚盛り
 造り 本日のおすすめ
 麺物 浅草うどん
 蓋物 野菜炊き合せ
 強肴 グリルチキンじゃが芋スープ
 揚物 小ふく唐揚げ
 蒸物 鳥賊シューマイ蟹庵掛け
 鍋物 むつみ豚しゃぶしゃぶ鍋
 御飯物 山口県産こしひかり
 留椀 もずく赤出汁
 果物 夏みかんスフレ夏みかんジュレを添えて

 というメニューでまさにフルコースを堪能。
 さらにここに萩名物のちょんまげビール・ベールエールを追加で
 頂く。

 食事を堪能した後は、温の丸へ。
 まさに温泉のデパート的ないろいろなものがあり、楽しいひととき。
 特に源泉の樽風呂がよい感じ。

 後は売店を散策し、夏みかんのチューハイをゲット。
 萩の夜をゆっくりと楽しむ贅沢なひとときとなり、

 こうして萩の夜は暮れてゆき、山口旅行の第1日目は無事終了。

★4月11日(土)★

【5】萩から津和野へ

 起床後、温泉宿お決まりの朝風呂。こちらは5時半からだが
 40分頃に行く。男風呂と女風呂がチェンジされ、また新しい気分。

 そして朝食はバイキング。7時からだが、なにやら混雑・・・。
 それでもひととおり頂いて満腹なり。

 ということで、朝食を堪能し、8時すぎに萩本陣を出発!

 最初に訪れたのは、すぐ近くの伊藤博文旧宅・別邸。こちらは外からの
 見学のみとなるが、庭には見事な伊藤博文の銅像あり。

 こうして、萩での観光を終え、次の目的地である津和野へと向かう。

 国道191号、県道14号線・10号線・国道315号線・県道13号線
 を経由して、9時半すぎに無事津和野に到着する。

【6】山陰の小京都・津和野

 津和野最初の目的地は、太鼓谷稲荷神社。こちらは朱塗りの建屋が
 見事! また高台にあるため、津和野の町を一望できるところが
 また素晴らしい。

 その後、津和野城跡へ。観光リフトで上がり、いかにも山城風な
 城跡を大いに堪能。また眺めも素晴らしいものあり。

 山をおり、いよいよ津和野中心街へ。車を停め徒歩での散策を
 始める。
 まず最初に永明寺へ。歴代津和野班の菩提寺ということで
 いろいろな宝物もあり、すべて見学する。

 その後、津和野の目抜き通りである殿町通りへ。
 津和野カトリック教会を見学し、有名な鯉もたくさん目にする
 ことができる。

 そしてお昼は、レストハウスあぜみちにて、津和野名物
 うずめめし定食1,000円を頂く。
 こちらはいわゆるお茶漬け的な食べ物というところ。

 昼食後、乙女峠マリア聖堂へ。
 ちょうどリニューアルされたばかりのいろいろな石碑があり
 峠の教会のひとときを堪能する。

 こうして、見所たくさんの津和野の取材を終了。

【7】角島

 12時半に津和野を出発し、山陰大返しな感じで下関方面へと向かう。
 萩を経由し、山陰道を走破、さらに国道191号をひたすら西へと向かう。

 そして角島大橋を渡って、本日最後の目的地「角島」に15時半頃到着となる。

 まずは角島灯台付近を散策。
 残念ながら時間で灯台には登れなかったものの、島の雰囲気を堪能。
 
 そして車で移動し、牧崎風公園を散策。こちらからは灯台を遠目で
 見れる場所。ダルマギクの繁殖地でもあり、散策にはなかなかよい
 場所という印象あり。

 再び角島大橋を渡り、橋の袂の展望台で撮影タイム。それにしても見事な
 橋だというところ。

【8】平田旅館

 17時すぎに角島を出て、40分ほど走って本日の宿、大河内温泉
 「平田旅館」へ到着。

 こちらは日帰り湯もやっている湯治場的な宿だが、とても静かでくつろげる
 感あり。
 
 18時すぎより早速食事スタート。
 こちらは部屋食にてゆったり。珍味もいろいろ味わえたが、特別メニューの
 クジラの刺身が大いに印象的。食感は馬肉的?というところ。

 そして貸切ヒノキ風呂にて美人の湯を堪能。
 
 こうして下関の夜は暮れてゆき、山口旅行の第2日目は無事終了。

 山口旅行最終日の第3日目。
 起床後、7時半よりスタートする外湯へ。こちらは湯量が豊富で広いので
 最高のひととき。
 そして8時より朝食。
 生卵が注目度ナンバーワンというところ。

 こうして、食事に温泉にと堪能した平田旅館でのひとときを終え、
 9時前に出発となる。

【9】下関・関門海峡

 関門海峡に向かう前に、平田旅館の館長さんから薦められた川棚のクスの森に
 寄り、見事なクスの木に圧倒される。それにしても見所は多いものだというところ。

 そしてつい先日開通したばかりという下関バイパスを経由し、最後の目的地である
 火の山公園へ。

 ここで展望台より関門海峡を見渡す。
 見事な関門橋もさることながら、その下をくぐる船がとても絵になるなというところ。

【10】帰路

 火の山公園を10時20分に出発し、下関ICから中国道へ。さらに山陽道に入り
 山口宇部道路へ。宇部南ICから空港へ。

 返却予定より少し早いが、オリックスレンタカーの空港店へ車を返却。

 山口宇部空港にておみやげを物色。いつもそうだが、旅の終わりはちょっと寂しいもの
 あり。

 そして12時40分発まANA696便にて東京羽田へと向かう。

 帰りの機材はB767−300。3列シートの中型機なのでゆったり感があり。

 予定通り、羽田に着いたがなんと山手線・京浜東北線が架線事故のため運休・・・。
 考えた末、京急線で品川に出て、東海道線で東京駅へと向かうことにする。

 無事東京駅に着き、夕飯用に黒毛和牛のハンバーグ弁当をゲット。
 そして15:08発のあさま617号に乗り込む。こちらはE2系自由席。

 こうして17時半すぎに帰宅し、旅の終焉を迎える。

【11】まとめ

 今回の山口旅行は日程的に2泊3日ながら、1日目は早朝便で
 午前中からフル活用でき、2日目はまる1日。3日目も午前中
 2時間ほどとちょうどよい印象がありました。

 また秋吉台の三洞窟と、萩・津和野という二代文化都市を巡ることができ、
 下関も単時間ながら取材することができました。
 
 欲を言えば、下関の関門海峡を渡りたかった・・・というものがありますが、
 それは次回の楽しみに取っておくことにしたいと思います。
      
              *** 山口旅行記2015 完 ***

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