佐賀の旅2016春
佐賀旅行記2016
☆☆☆☆☆ 佐賀旅行記2016 ☆☆☆☆☆ 2016.4.8〜10
【序章】
初めての佐賀入りとなりましたが、今回の主目的地は、
「鹿島」「太良」「武雄温泉」「嬉野温泉」「呼子」「唐津」「佐賀」
「吉野ヶ里」と佐賀を幅広くまわるプランとして観光・取材を行いました。
★4月8日(金)★
【1】佐賀県へ
今回は、前日7日に19:20発のE7系新幹線のあさま628号にて上京し、
京浜東北線蒲田駅西口にて降り、しばし迷う・・・そして出口を間違えた
ことに気づき駅に戻ってから東口から出て、近くにあるカプセルイン蒲田へ。
ここは3回目の利用のため、たかをくくっていたのが間違えた原因かも
というところ・・・・。
そしてここでサウナ付き大浴場やあまりにも空腹となったため、レストラン
で親子丼セット(680円とリーズナブル。しかも夜遅くまでやっている。)
で一息。その後、カプセルルームにて前泊し、翌朝5時起床。
京急蒲田駅より6時1分発の空港行きにて羽田空港入り、今はチェックイン
無しのスルーなので、そのまま保安検査場を抜け、バスラウンジへ。
ここで、空港ならではのヒレカツサンドにて朝食とする。
その後、搭乗口703番より、バスにて飛行機まで移動。
定刻通りの7:15発のANA451便にて佐賀へと向かう。
機材はB737−800型機で、小型機ながら最新鋭の設備を備える
ハイテク機。窓際の席のため景色も楽しみつつの約2時間の空の旅を満喫。
そうこうしているに無事九州佐賀国際空港へ到着。
【2】祐徳稲荷神社にて
9時10分。定刻通りに九州佐賀国際空港に到着し、取り付け口より
そのまま空港建屋へ入る。
足早に階段を下りて、日産レンタカーカウンターへ行き無事手続き
完了。そのまま空港の隣にある駐車場に停めてあるノートを借りて
いざ出発! まだ1700キロほどしか走行していない新車とあって
1200ccながらぐいぐいは走る感あり。
天気は曇りだが、車も少ない快適なドライブをしつつ鹿島方面へと
向かい、10時30分、最初の目的地である祐徳稲荷神社へと到着する。
車を停め、両脇にお土産屋さんが軒を連ねる参道を通ると下に落ちた
桜の花びらとわずかに残った葉桜が季節の変わり目を感じさせるところ。
そして神社に到着!
こちらは日本三大稲荷というだけあって見所多し。まずその本殿の
清水寺を思わせる威容に圧倒される。
楼門をくぐり、岩崎社、本殿、石壁社、命婦社、奥の院と進み
満喫。神社の対岸にあるつつじが美しいという花園は時期的にちょっと
早いようでこれは残念なところだが、約50分の見学を無事終える。
【3】太良にて
その後、太良へ向かう。走ること40分ほどで目的地の太良
「かき焼き 園(その)」に到着。ちょうど12時ということで
お昼時だが、空いておりゆっくりと「かにめしかに汁セット(1100円)」
ならびに焼きカキ2つ(600円)を頂く。
こちらは、磯の香ばしい香りがとても美味。素晴らしい有明の海の幸を
ゆっくりと堪能。
食後、竹崎城址展望台へ。
この展望台からは島原・雲仙方面が見えるということで、2012年の
長崎の旅のひとときを思い出しつつ、景色を堪能する。
その後、ひととおり散策し竹崎城址を後にする。
鹿島方面へと向い、道の駅「太良」へ。ここで有明海の風景を
しばし楽しむ。そして通り過ぎてしまったため、少し戻る形になるが、
太良嶽神社へ。こちらは桜の季節も終わり花見客も参拝者もいない中、
ここから見える有明海をチェック。こうして13時50分には太良を
後にする。
【4】武雄温泉
太良を後にして走ること約50分で武雄温泉に到着。
武雄温泉は、佐賀を代表する観光地の1つだが、まずは有名な楼門を
鑑賞。
そしてまずは大衆浴場である元湯に入浴。ぬる湯とあつ湯がある
とても入りやすい内容で、しばし武雄温泉をお湯を堪能。
その後、武雄温泉新館へ。ここは昭和48年まで使われていた
旧大衆浴場ということで、見学自由で、2階も含めて一通り散策。
そして武雄温泉のタオルをゲット!
さらに、武雄温泉殿様湯へ。こちらは3300円という高額ながら
それだけの価値があると評判の貸切風呂で、ラッキーなことに空いていた
ため奮発して入ることに。
入り口から控えの間に入ると、そこは完全なプライベート空間で
殿様気分で1時間を堪能。
武雄温泉での温泉三昧のひとときの後、武雄神社へ。
神社の境内を裏へと進み、見事な竹林を抜けると、そこには
樹齢3000年の武雄の大楠が!
このパワースポットには圧倒され、大いに元気をもらった感あり。
その後、縁結びで有名な夫婦檜に立ち寄り、武雄温泉を後にする。
【5】嬉野温泉
武雄温泉を17時に出発し、走ること30分ほどで佐賀旅行最初の宿である
嬉野温泉・ホテル華翠苑に到着しチェックイン。
部屋に荷物を置き、まずは注目の屋上にある空中露天風呂へ。
嬉野の町を360度のパノラマで楽しむ。
その後、地下の大浴場へ。落ち着いた雰囲気で浴槽も広く
とてもリラックスできる。
その後、夕食は1階の食亭「ひすい」で18時30分より。
「佐賀牛を味わう早割プラン」
食前酒 緑茶豆乳酒
前菜 鰆(さわら)木の芽焼 珍味
ままかり寿司
蛸の柔らか煮 一寸豆
桜ゼリー
刺身 平政 真鯛 鮪(まぐろ)あしらい一式
蓋物 穴子巻繊蒸し
姫とうもろこし 六方里芋
焼物 きらず羽衣焼 筍
進肴 佐賀牛陶板焼
エリンギ パプリカ 玉葱 茄子 南瓜 バター
ジャポネソース
酢物 蟹東寺巻
鳴門若芽 縮み蒟蒻 刀豆 防風
土佐酢
飯 佐賀県産 ひのひかり
留椀 清仕立
桜えび真丈 青さのり
香物 三種盛り
水菓子 嬉野茶ップリン
というメニューでまさにフルコースを堪能。
さらにここにマッサンとリタのアップルハイボールを
頂く。
食事を堪能した後は、しばし休んで再び地下温泉へ。
嬉野のぬるぬるの湯質を堪能。
後は売店を散策し、嬉野のほうじ茶をゲット。
こうして嬉野の夜をゆっくりと楽しむ贅沢なひとときとなり、
こうして嬉野の夜は暮れてゆき、佐賀旅行の第1日目は無事終了。
★4月9日(土)★
【6】嬉野から呼子へ
起床後、温泉宿お決まりの朝風呂。夜より朝の方が混み合っている
というのは朝風呂が定着しているからか?!
そして朝食は和食膳。新鮮な生タマゴに手作り湯豆腐と質にこだわった
内容でじつに美味。ということで、朝食を堪能し、8時すぎにホテル華翠苑を出発!
長崎自動車道・嬉野ICから時間的な最短ルートへ次の目的地である
呼子へと向かう。
武雄JCTを経由して多久ICまでを高速利用。厳木多久有料道路を経て国道203号、
国道204号を通り、9時半前に無事呼子に到着する。
【7】呼子にて
船着場であるマリンパル呼子から、「七ツ釜遊覧船イカ丸」に乗船。
9時半発の始発ということで、朝の雰囲気を楽しみつつ呼子港を出港。
約15分の往路で七ツ釜に到着し、七ツ釜の洞窟へと船を接近。
これがこのクルーズの醍醐味ということで、まさに岸壁に手が届きそうな感じ。
しばらく七ツ釜近辺をゆっくりと見学し、復路。
予定通りの40分のクルーズを終え10時10分に呼子港に到着。
その後、有名な呼子朝市を散策。観光地化されているようで、
案内もわかりやすく活気もあってよい感じ。
こうして呼子での観光を終え、次なる目的地の加部島へと向かう。
【8】加部島
呼子より、呼子大橋を渡ればすぐに加部島到着!
そのまま走り最初の目的地の「風のみえる丘公園」へ。
ここは360度のパノラマで、見晴らし最高の景勝地。でも人気が少ないのは
オフシーズンだからか?!
その後、次の目的地の「杉ノ原牧場」へ。
数多くの牛が草を食むというのどかな風景を楽しむ。
その後、加部島最後の目的地の「田島神社」へ。
ちょうど参拝者がおらず、貸切にての見学となるが、海沿いの神社という
ロケーションに航海安全、大漁祈願を思い浮かべるところ。
こうして加部島での観光を終え、次なる目的地へと向かう。
【9】波戸岬
11時半に田島神社を出発し、走ること20分ほどで波戸岬に到着。
そしてここの観光の目玉である「玄海海中展望塔」へと入る。
こちらは日本海唯一の海中展望塔ということで、話題性もあり。
海中展望塔へ入る専用の桟橋を通り、展望塔入り口へ。
そして50段のらせん階段を下り、そのこはまさに海中。
なにやら潜水艦の中にいるような雰囲気なれど、ひんやりとした
感じがいかにも海の中・・・。
そしてここは昭和49年の完成ということで、中の作りに時代
を感じるものあり。さらにイカの折り紙もゲットしてお土産とする。
こうして波戸岬での観光を終え、次なる目的地へと向かう。
【10】名護屋城跡
波戸岬から15分ほどで名護屋城跡に到着。裏側を散策しつつ
表へとまわり、名護屋城博物館へと到着。
まずは博物館へと入り、ひととおり見学。
その後、博物館でタブレット(アイパット)を借りて名護屋城跡へ。
このタブレットによる復刻名護屋城バーチャルリアリティーは
昨年の4月から始まったサービスで、城跡でタブレットを見ると
そこに復刻された名護屋城が見えるという優れもの。
改めてこの手の機器の進歩のすざましさを感じるところあり。
ということで、このタブレットを大いに活用して秀吉の時代の
名護屋城を感じつつの散策をひととおり行う。
こうして名護屋城での観光を終え、次なる目的地へと向かう。
【11】七ツ釜
13時すぎに名護屋城を出発し、走ること20分ほどで
七ツ釜に到着。
朝方七ツ釜観光船イカ丸で下から見た七ツ釜を今度は
上から見ることに。
めがね岩、平瀬、土器崎神社、象の鼻、黒瀬岩などをまわり
七ツ釜を1時間ほどかけてくまなく見学。
見学時にちょうどイカ丸もきたりして、ラッキーなシチュエーション
もあったりしたが、七ツ釜は、距離もあり起伏もありでかなりヘビーで
足で稼いだ感があり。
こうして14時30分に七ツ釜での観光を終え次なる目的地へと向かう。
【12】唐津にて
七ツ釜から走ること30分ほどで唐津城に到着。
駐車場に車を停め、地下道を通って天守閣まで登る。
こちらは石垣修復中だが、見えるところはほぼ終わっているという感じ。
また観光客も多い中、ひととおり散策。そして天守からの眺めはまた
格別なもの。
唐津城をひととおり見学してから、次はすぐ近くの旧高取邸。
ここはなんといっても金襖の能舞台が見もの。ひととおり邸内を
散策する。
その後、景勝地である虹の松原を車窓から楽しみしつつ
本日の宿へと向かう。
【13】グランデはがくれ
16時半頃唐津を出発し、古湯温泉経由で走ること1時間20分ほどで
本日の宿「グランデはがくれ」へ到着。
こちらは冠婚葬祭やイベントなどをメインでやっている大きなホテルだが
客室もあり、また佐賀市中心部ではよい立地の宿。
チェックイン後、18時半より食事スタート。
夕食はレストランはなかごにて。季節の味覚プランということで
10,000円という宿泊料金から考えると、ウェルカムドリンクもついて
まずまずというところ。
こうして佐賀の夜は暮れてゆき、佐賀旅行の第2日目は無事終了。
佐賀旅行最終日の第3日目。
そして7時より朝食。こちらは囲い御前+ハーフバイキングという感じで
好感のある感じ。特に明太子が美味。
こうして、県庁所在地の佐賀市でのひとときを終え、8時前に出発となる。
【14】佐賀城跡
佐賀旅行3日目。佐賀市に宿泊ということで、至近にある佐賀城跡を見学。
あいにくと時間が早く中の資料館は見れないものの、建屋の外側をぐるりと
散策。遅咲きの桜も楽しむことができ、これはこれでよい感じ。
その後、佐賀旅行最後の目的地である吉野ヶ里歴史公園へと向かう。
【15】吉野ヶ里歴史公園
佐賀城跡を出発し、走ること30分ほどで吉野ヶ里歴史公園に到着。
しかし開門が9時のため、しばらく待機となる。
9時に門が開き、早速入場!
日本で唯一の弥生時代を感じることのできる遺跡を速足ながら堪能。
もう少し時間があれば・・・ということながら、1時間ほどの見学を終える。
【16】帰路
吉野ヶ里歴史公園を10時10分に出発し、最短ルートで佐賀空港へと向かう。
途中レンタカーのガソリンを入れようとするもスタンド少ない・・・。結局レンタカー店
の案内されていたイオンモールのセルフスタンドにて満タンにする。
返却予定の少し前の11時より少し早いが、日産レンタカーの空港店へ車を返却。
その後、佐賀空港にておみやげを物色。いつもそうだが、旅の終わりはちょっと寂しいもの
あり。
そして12時20分発のANA982便にて東京羽田へと向かう。
帰りの機材もB737−800。こじんまりとした小型機の雰囲気を楽しむ。
予定通り、羽田に着き、東京モノレールにて浜松町に出て、山手線経由で
無事東京駅に着き、15:04発のあさま617号に乗り込む。こちらはE7系自由席。
こうして17時すぎに帰宅し、旅の終焉を迎える。
【17】まとめ
今回の佐賀旅行は日程的に2泊3日ながら、1日目は早朝便で
午前中からフル活用でき、2日目はまる1日。3日目も午前中
2時間ほどとちょうどよい印象がありました。
また移動時間が極力少なくなるようなプランを考え、佐賀県のみ
を目的地に太良・鹿島・武雄・嬉野・呼子・唐津・吉野ヶ里と、
佐賀の主要観光地をほぼ巡ることができました。
欲を言えば、伊万里など焼き物の町を散策したかった・・・という
ものがありますが、 それは次回の楽しみに取っておくことに
したいと思います。
*** 佐賀旅行記2016 完 ***