長崎旅行記2019

  ☆☆☆☆☆ 長崎旅行記2019☆☆☆☆☆ 2019.12.7〜9

【序章】
 2012年以来、7年ぶりの長崎入りとなりましたが、前回訪れた
 長崎市、雲仙と重複箇所に加え、島原城、島原半島南部半周、小浜温泉
 と前回行かれなかった部分を補完す旅となりました。

★12月7日(土)★

【1】長崎へ

 12月としては冷え込みの厳しい中の出発となるが、7時34分
 のあさま608号に乗り込むも台風19号により減便された影響で
 立ちが出るほどの混雑ほ経て、東京モノレールの空港快速を乗り継いで
 羽田空港第2ターミナルへ。

 10時少し前に空港に到着し、早速チェックイン。混雑する保安検査場を
 20分ほどで抜けて、搭乗口66番より航空機へ搭乗。
 11:10発のANA663便にて一路長崎へと向かう。

 機材はANA運行のボーイング787−8型機で
 最新鋭の中型機で、こちらは2014年の高松便以来の搭乗となる。

 満席に近い搭乗率ながら行き届いたCAのサービスで空の旅はまずまず快適。
 ソフトドリンクのサービスもありがたいところ。

 そうこうしているに無事長崎空港へ到着。

【2】大浦天主堂とグラバー園

 13時30分。航空機は予定より15分ほど遅延したものの無事に長崎空港に
 到着し、まずはタイムズレンタカーカウンターに向い、しばらく待機の後
 送迎車でレンタカー空港店へと向かう。
 ここで、手続きをしてマツダアクセラスポーツを借り、14時前に出発。
 そのまま長崎自動車道大村ICに入り、長崎出島道路を経て長崎市内へと向かう。
  
 そのまま大浦天主堂前の駐車場に車を停め、国宝の「大浦天主堂」の見学。
 入場料1000円はなかなか強気・・・ということでだが、元を取るためにも
 資料館も含めてじっくり見学する。

 その後、引き続きグラバー園へ。長いエスカレーターに乗って、いっきに
 最上部分にある「旧三菱第2ドックハウス」へと登る。その後、下りつつ
 展示されている洋館に寄りながら見学となる。残念ながらクラバー邸は
 耐震化工事のため完成された形は見れないものの、工事の進捗が見れるような
 工夫がされていて、グラバー邸そのものは未完成ながら見れる形でよかったかな
 というところ。

 そして16時を過ぎ腹も減ったということで「長崎ちゃんぽん」発祥の店
 である「四海楼」へ行ってみたものの、なんと昼営業と夜営業の挟間の
 閉店時間・・・。ということで、少し戻ってグラバー通りにあるお土産屋さんで、
 牛カルビコロッケを食べて空腹を凌いでおくことに・・・。

 その後、駐車料金1000円(高い・・・)を払って車を出庫し、本日の宿である
 新地にあるホテルJALシティ長崎へと向かう。

【3】稲佐山展望台夜景見学と長崎グルメ

 17時ちょっと前に、車を銅座町ハーキングに入れ、ホテルJALシティ長崎に
 チェックイン。ホテルにて一休みする。

 そして、18時すぎに再び車を出して稲佐山展望台へと向かう。
 こちらは慣れない土地の夜道ということで、ナビにも不慣れなこともあり
 道を間違えてUターンしつつもなんとか中腹駐車場に到着!そして無料の
 シャトルバスにて山頂へ向い18時45分に稲佐山頂上に到着!

 寒いため、建屋に入り、そこから螺旋スロープを歩き、さらに外の左遷階段を
 登って、屋上の展望台に出て登って1000万ドルの夜景を堪能!

 寒気が入っている影響で12月としては厳しい寒さの中、写真を撮ったり
 肉眼で360度のパノラマを楽しみつつ約15分の鑑賞の後に下山。
 
 こちらも無料のシャトルバスがジャンジャン来るのでうまいこと中腹駐車場に
 戻り、スムーズに下山することができる。その後、新地付近での渋滞で少し
 時間はかかったものの再び銅座町パーキングに車を停め、19時45分に
 新地中華街に到着。こちらは、宿泊のホテルJALシティ長崎の裏手のような
 場所になるため、ここで夕食する店を見繕うことにする。

 長崎ちゃんぽんを食べようということで、会楽園に行ってみたら閉店・・・。
 そして向かいの中国名菜・京華園がやっていたので入店。

 少々値ははるが特製ちゃんぽん(1600円)と、杏仁豆腐(430円)を
 いただくことにする。
 そしてこれがじつにおいしくて大当たり!この旨さの秘訣は特注の薄口醤油
 にあるらしくあり。

 こうして21時ちょっと前にホテルに帰着し、長崎旅行第1日目は無事終了となる。

★12月8日(日)★

【4】長崎市内観光

 起床後、皿うどんや杏仁豆腐などがある新地らしい豪華な和洋中ビュッフェの朝食を
 頂いてから、長崎旅行第2日目がスタート。
 
 9時ちょっとすぎに出発し、まずは長崎原爆資料館へ。近くのタイムズパーキングに車を
 停め、じっくりと見て回る。ムービーも見たりして大変勉強になる。
 その後、原爆落下中心地公園を経て平和公園へ。2012年に訪れた時は建設中だった
 エスカレーターが完成しており、体に負担をかけずに高台に上がることができる。
 そして平和の噴水を通り、最奥にある平和祈念像の威容を見て見学終了。

 その後、いったん車に戻り浦上天主堂へ赴くも、うまく車を止められず車窓からの見学
 となってしまう・・・。その後、山王神社の片足鳥居にも行くが、こちらも車を停められず
 断念・・・。

 ということで、次の目的地であるそのまま島原半島へと向かうこととなる。

【5】雲仙経由、そして島原へ

 12時ちょっと前に、長崎市内を出て長崎バイパス→長崎道を経て諫早ICまで走り、
 その後は国道57号を走り、一路島原半島へと向かう。
 走ること約50分、12時50分に長崎カステラランドへ到着。こちらは和泉屋の
 施設だが、カステラ工場見学、海の見えるレストランがあり、ここで昼食とする。

 昼食は軽めということでカステラトースト(650円)をいただく、これが大当たり。
 じつに美味しくて大満足。その後、工場見学や売店でカステラの試食などをして
 カステラランドの隣の愛野展望台で写真を撮ったりしてしばし散策。

 そして13時50分にカステラランドを出発し、次の目的地の島原城へと向かう。
 島原城に向かうにはいくつかルートがあるものの、ナビの示したルートは
 雲仙経由のルートにて、少々狭い道、急坂、急カーブが多くなかなかのストレスあり・・・る
 それでも走ること1時間ほどで15時前には島原城到着となる。

 島原城には島原城七万石武将隊がお出迎え。こちらは全員女武者だから、立派な装束が
 じつにお似合いというところ。入り口の立て看板には本日の出陣として「有馬晴信」
 「松倉重政」「天草四郎」「高力忠房」「松平忠雄」の札があり。

 そして島原城の入館料は550円だが、タイムズカードを提示すると50円引きになり
 これは持ってきてよかった!というところ。

 こうして島原城を1階よりじっくり見てまわることに。1つ1つの展示をしっかり見て
 最後は最上階の天守からの素晴らしい眺めのパノラマに感動。結局見学に1時間20分
 ほど費やしたが、これは大変有意義な時間となる。

 その後、すぐ近くの武家屋敷へ。公開されている山本邸、篠塚邸、烏田邸をひととおり
 見学して、城下町島原の一旦を堪能することができる。

 こうして17時に武家屋敷を出発し、再び雲仙へと山登りを始めることとする。

【6】温泉三昧

 島原から登ること約45分ほどで本日の宿である有明ホテルに到着。

 ほぼ予定通りの17時50分のチェックインとなる。
 部屋は、小上がり的な和室にベットルームという間取りでとても快適な感あり。

 そして夕食が19時からということで、まず温泉で一休み・・・。
 露天風呂は小ぶりなものの、内湯は十分な広さと良質な泉質で
 疲れがいっきに取れる感あり。

 夕食は、内閣総理大臣賞受賞!長崎のブランド牛を食す「長崎和牛しゃぶ鍋会席」
 ということでお品書きこそないもののじつに11点もの豪華会席に質・量ともに
 大満足のひとときとなる。

 その後は一休みして再び温泉へ。

 こうして長崎旅行第2日目は無事終了。 
  
★12月9日(月)★

【7】島原半島めぐり

 起床後、朝温泉を堪能して7時から朝食。そして8時40分出発!
 
 まずは、雲仙のメイン通りである地獄入り口のT時路へ。
 ここで遠江屋本舗にて名物の手焼き湯せんべいを購入する。
 こちらは、いろいろなパッケージがあるが、ゴーフレットタイプも
 人気なのだとか。

 そして、地獄巡りへ。時間の都合もあり最短ルートにて散策も
 十分雰囲気を楽した感あり。

 9時15分に雲仙を出発し、国道57号を経て俵石展望台から分岐して島原半島南部へと
 南下する。
 そして原城跡へ到着するも、駐車場から原城跡までが遠く、シャトルバスが30分間隔と
 タイムロスが大きいことから、見学を諦め、車窓からの全体像の見学だけとなる。
 このあたりは大変残念だが、やむをえないところか。

 その後は、島原半島南部の海岸線をぐるりと半周。
 途中、加津佐道路公園、両子岩、千々石展望台などに立ち寄りつつ空港へと
 向かう。

【8】長崎空港へ

 12時30分過ぎにタイムズレンタカー長崎空港店に到着し、無事車を返却し
 送迎車にて空港へ。牡丹にて最後の長崎グルメとなる「皿うどん」を食べ、
 13時20分に保安検査場を通過する。
 
【9】帰路

 その後、ANAFESTAにて少しばかりのお土産を購入し、14時5分発の
 ANA666便にて東京羽田へ向かう。

 15時35分。無事到着し、その後は東京モノレール空港快速を経由
 して東京駅へ。その後16時52分発のあさま621号にて帰郷し
 18時27分着。19時前に帰宅し、旅の終焉を迎える。

【10】まとめ

 今回の長崎旅行は2012年の時と同じ2泊3日ながら、終始レンタカーを
 借りたことと、寒かったものの天候に恵まれ、長崎市内を午後半日と
 午前半日、島原を半日、雲仙で泊まり、雲仙と島原半島南部周遊を半日という
 観光になりました。

 長崎では前回回ったところをなぞる様に。そして新たに島原城と武家屋敷
 。島原半島南部周遊と前回の旅の補完的にルートでの観光になりました。

 また機会を見て今回行けなかった長崎北部の佐世保・平戸・五島といった
 ところを観光するために 是非再訪してみたいと思います。


【11】旅の決算

 航空券(特典航空券利用)  0円
 鉄道運賃(新幹線・モノレール) 13,520円
 レンタカー代          10,400円
 燃料代             2,938円
宿代(JALシティ長崎・有明ホテル)  45,720円
 入湯税・ガラナ 740円
 大浦天主堂駐車場        1,000円
 銅座町パーキング駐車場(新地) 1,450円
 タイムズ長崎平野町(原爆資料館) 1,000円
 大浦天主堂拝観料        1,000円 
 グラバー園入場料 620円
 長崎原爆資料館観覧料 200円
 中国名菜・京華園ちゃんぽん他 2,030円
 長崎カステラランドフレンチトースト  650円
 島原城入場料 500円
 島原城お土産代(ピアノ) 550円
 7カフェキリマンジャロ 108円 
おみやげ代(湯せんべい他) 3,163円
長崎空港牡丹皿うどん太麺 1,040円
 東京駅シウマイ弁当       860円  
 合計             87,489円

              *** 長崎旅行記2019 完 *** 

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