北海道の旅2014秋

 ☆☆☆☆☆ 北海道旅行記2014 ☆☆☆☆☆ 2014.10.25〜27

【序章】
 昨年に続きいての北海道入りとなりましたが、今回は2004年
 以来の再訪「函館」、2006年以来の再訪「ニセコ・札幌」。
 2007年以来の再訪「小樽」そして初の「積丹半島・余市」の
 観光・取材を行いました。

★10月25日(土)★

【1】北海道へ

 今回は、9時43分の新幹線(E7系)と東京モノレールを乗り
 継いで羽田空港第2ターミナルへ。

 特に新幹線のE7系は、ピカピカの車両と快適な乗り心地。
 そして今回は車椅子が置けるスペースのある7号車に乗車。
 
 モノレールはいつもどおりながら、これに乗ると旅の高揚感は
 がいやがおうにも上がるというもの・・・。

 12時ちょっと前に空港に到着し、早速チェックインし昼食は
 「生そば 丼ぶり あずみ野」にて、ミニ天丼そば。こちらは
 やや塩味が強いものの海老天2尾はサクサクの食感で美味。

 13時10分に搭乗口65番より搭乗開始。座席が7列目という
 ことで最後の方でようやく乗り込む。

 満席ながら定刻の13:25に無事出発したANA555便にて
 一路函館へと向かう。

 機材はANA運行のボーイング777−200型機で、ジャンボ機
 −300よりは小さいものの、777らしいゆったりした感じが
 あり空の旅はまずまず快適。
 ソフトドリンクのサービスもあり、1時間20分はあっという間
 というところ。

 そうこうしているに無事函館空港へ到着。

【2】函館にて

 14時45分。定刻通りに函館空港に到着し、取り付け口より
 そのまま空港建屋へ入る。
 足早に階段を下りて、オリックスレンタカーカウンターへ。

 すぐにオリックスレンタカーの係員に引率されてすぐ近くの
 レンタカー事務所へ。ここでグレーメタリックのカローラアクシオ
 4WD(すでにスタットレスタイヤ装着!)を借りていざ出発!

 信号の多い函館市内を渋滞にはまりつつ通り抜け、第一の目的地
 蔦谷書店・函館店に到着。

 蔦谷書店・函館店は、東京の代官山店に続く国内2番目となる
 巨大な書店で、2階のフロアーに本・雑貨・CD・DVD・ゲーム
 等がわりとゆったりしたスペースで置かれており、さらにそれぞれの
 階にカフェがあるという充実ぶり。
 本も一部雑誌でバックナンバーまで置かれているという品揃え。
 
 ここをただただ圧倒されての見学で40分ほどの滞在となる。

 16時30分、蔦谷書店を後にし、函館駅へ向かう。

【3】函館の夜景

 函館といえば夜景はお約束!しかし運悪くロープウェイの点検休止
 時期と重なってしまい、バスでの登山となる。
 ということで、まずは函館駅に車を停め、そこから函館バスの
 夜景バスの切符(800円で1日乗車券を買う・・・)。
 17時30分発ということなので、しばらく駅構内を散策することに。
 2016年に開業予定の北海道新幹線の垂れ幕など発見。

 そして時間となりバス停へ行くと・・・長蛇の列!
 ロープウェイが止まっているのだから当然といえば当然なのか?!
 ともかくもすし詰め状態で約30分の移動となる。

 走ること30分。2合目・7合目などいくつかの夜景ポイントを
 車窓から眺めつつ、函館山山頂に無事到着し早速展望台へ。

 2度目とはいえ、感動はやはりひとしお!
 これだけのために来てもよいなと思わせるような素晴らしい
 夜景というところ。

【4】函館の海の幸

 夜景観光を終え、バスで駅まで戻り、そこから車にて本日の宿
 「函館グランドホテル」へチェックイン。
 そして今度は、市電にて駅前へ。

 宝来町から2系統の市電に乗り、函館駅へ。
 運賃は初乗り210円で、距離に応じて加算されていくしくみのよう。

 そして駅前にて、海の幸のお店を食べられる大衆居酒屋「海さんこ」へ
 入店。

 そして、ここで活イカ(水槽から生きたイカを出してきてその場で
 さばいてくれるというもの)、カキ蒸し、ニシン刺身、玉子焼き
 ホッケ塩焼き、ホタテのバター焼きを頂く。
 特に活イカはまだ足が動いているという新鮮さに驚く。

 こうして函館の夜は暮れてゆき、北海道旅行の第1日目は無事終了。

★10月25日(土)★

【5】函館から

 函館グランドホテルの朝食はバイキング。 座席数が少ないせいか
 少し待ち時間があるものの、内容は品数も多く松前漬やイカ刺しもある
 充実ぶり。

 ということで、朝食を堪能し、8時半頃ホテルを出発!
 
【6】五稜郭タワー

 ホテルを出発するも函館はとにかく信号が多い・・・ということで、なかなか
 前に進めないものの、走ること約30分で五稜郭タワーに到着。

 ※五稜郭タワー
  1964年(昭和39年)12月に五稜郭築城100年を記念して高さ60mの旧タワーが開業した。
  その後タワー施設の老朽化で新タワーの建設計画が持ち上がり、建設地には旧タワーの
  隣にあった料亭「稜雲亭」跡地が選ばれた。2004年11月、新タワーが着工。
  2006年3月竣工、同年4月1日に開業、同年12月1日に旧タワー跡地に「アトリウム」が
  完成しグランドオープンした。

 新タワーは2006年開業なので、前回訪れた2004年には旧タワーからの展望だった
 のか・・・と気づかされる。新タワーは98mあるので展望もかなりスケールアップ!
 
 市街地はもちろん函館山もよく見えて心地よい空中散歩を楽しむ感あり。
 特に五稜郭公園の紅葉はじつにカラフルなコントラスト。こちらは今の時期ならでは
 の楽しみというところ。

 その後、旧展望台の跡地に作られたアトリウムを通って五稜郭タワーを後にする。

【7】大沼公園

 9時30分に五稜郭タワーを後にし、函館新道を通っていっきに大沼公園へ向かう。
 走ること40分ほどで到着はさすがに早い・・・。

 ここで10時20分発の観光遊覧船に乗ることにする。ガイドの話に耳を傾けつつ
 約30分の大沼湖のクルージング。残念ながら駒ケ岳山頂は雲で見えないものの
 天候は上々。紅葉はもう終わりかけではあるが、余韻を楽しむ感じ。

 遊覧船を降りて駐車場へ向かう途中、ハロウィンという時期柄でカボチャを発見。
 どれもなかなか見事だなあと感じる。

 その後、いよいよ今回の旅のメインであるニセコへと向かうことにする。

【8】ニセコ

 大沼公園から走ること10分ほどで道央道の大沼公園ICに到着し、ここから
 高速道路へと入る。
 基本的には対面通行の高速道路だが、かなりの時間短縮となる。

 八雲、国縫、長万部と進み、黒松内JCTで黒松内新道へと入る。
 黒松内ICまで約2キロで、ここからは一般道へと降り、ニセコへ向かう。

 13時すぎにニセコの最初の目的地「道の駅・ニセコビュープラザ」に到着。
 ここで、じゃがバター、五目おにぎり、揚げいも、いももちにて昼食。
 
 ちなみにここからは羊蹄山がかなり大きく見ることができるが、あいにく
 頂上付近は見えないものの、その威容が感じられる。

 そして、情報プラザでニセコ付近の情報を散策し、農産物販売所などで
 地元産のりんごなどを購入!

 次に、車で10分ほどのニセコチーズ工房へ。
 
 ここでは今シーズンラストでオススメというカマンベールソフトクリームを食べる。
 濃厚な味わいが素晴らしいところ。

 そして、チーズの試食なども行い、いくつか購入。

 その後、ニセコのスキー場の麓を通りつつ倶知安へと抜け、2006年を最後に
 遠ざかっている懐かしい風景を想い出す。

 その後、積丹半島へ向かうルートへと入る。

【9】積丹半島

 日本海に出る頃には15時半をまわり日も傾いてきて、先を急ぎつつも眠くなった
 ためローソンにてコーヒーをゲット。

 その後、30分ほど走り道の駅「かもえない」に到着。
 かもえないとは「神恵内」と書くが、北海道らしい地名なのかなというところ。
 ここでは、水槽に入ったホタテを1枚130円にて販売中!
 
 道の駅を後にし、さらに積丹半島ほ走り進むこと30分ほど。
 日の入りの時間が近づき、西の河原トンネルを出たところの駐車場に停まって
 夕日を鑑賞。

 多くの取材班も写真を撮っていたので、ここは撮影ポイントなのだろうが、
 真っ赤に染まる夕日は素晴らしいものあり。
 
 日が沈むとどんどん暗くなるため、足早に積丹半島を抜け、古平町から余市町を
 抜け、小樽へと入り、さらに札樽道に入り、本日の宿泊地である札幌へと入る。

【10】札幌の夜

 札幌の道は都会の道。片側三車線だけに走るのもなかなか気を使うものだが、
 19時頃に無事に本日の宿泊地である「札幌全日空ホテル」に到着。

 夕食は寿心なかむらにて。

 まずは刺身として甘エビ、シャコ、マグロ赤身、マグロトロ。
 そして寿司はマグロ、ブリ、甘エビ、アナゴ、ホタテ、アナゴ、つぶ貝、サーモン、
 イクラ、うに、玉子焼きという内容。

 他、貝の味噌汁とデザートのシャーベットもあり。

 その後、近くの札幌時計台を見てホテルへと戻り北海道2日目は無事終了。

★10月27日(月)★

【11】余市へ

 札幌の朝は、朝食のバイキングをゆっくり楽しみ、その後出発!
 再び札樽道経由で余市へと向かう。

 10時ちょっと前に、NHK連続テレビ小説マッサンでおなじみの
 ニッカウヰスキー余市蒸留所に到着。

 まずは見学用に解放されている工場群を一通りまわり、その後ウイスキー博物館へ。
 その後ニッカ会館にて試飲を行う。それにしても、ウイスキーの試飲は
 アルコール度数が高いためけっこう酔うのかもというところ。
 あとはドライバー向けにサントリーのバヤリースアップルとウーロン茶が
 用意されているため、お酒が飲めない人も楽しめるというところ。

 その後、余市原酒直売所へ。ここで原酒ウイスキーや使用済みのタル木を使って
 作ったキーホルダーなどを購入!

 こうして見学を終え、11時半に余市蒸留所を後にする。


【12】かま栄のかまぼこ

 余市を出て走ること30分ほどで小樽に到着。
 ここでかま栄に寄り、昼食にする。

 キャビンかま栄の2Fのお食事処にて「かまぼこ定食」を頂くが、やっぱり
 かま栄のかまぼこは美味! 

 その後、工場直売店にて工場見学をしつつ、売店で真空パックのかまぼこを
 ゲット!おみやげとする。

 約1時間の小樽滞在の後、再び札樽道経由で千歳空港へと向かう。


【13】エーデルワイスファーム

 札樽道、道央道と走ること約1時間で走ること輪厚(わっつ)PAに到着。
 売店を一通り見てから、スマートICにて高速を降り、最後の目的地である
 「エーデルワイスファーム」へ。
 
 この直売所にて試食+限定品のハム・ベーコン・ソーセージなどをゲット!
 
【14】帰路

 その後、再びスマートICから入り、千歳ICまで。

 返却予定より少し早いが、オリックスレンタカーの空港店へ車を返却。

 さすが千歳空港は桁が違う・・・と店舗の大きさも送迎のバスもなかなかのもの。

 そして日本一の規模を誇る売店でおみやげを購入し、17時発のANA72便
 にて東京羽田へ向かう。

 帰りも機材は同じB777−200。本来は−300の予定だったが
 機材変更とのこと。

 快適な空の旅を楽しみつつ18時40分に無事到着。
 しかしドル箱の札幌−羽田便にも関わらず、なんとバスラウンジへの案内
 ということで、やや時間のロスあり・・・。

 その後は東京モノレールを経由して東京駅へ。新幹線まで少し時間があるため
 東京駅構内で北海道ミルク・ジンジャーシロップをゲット。

 他、夕飯用に崎陽軒のチャーハン弁当をゲット!

 そして、20:36発のあさま549号に乗り込む。こちらはE7系11号車。
 グリーン車であるが、えきねっとお先にトクだ値の30%オフで
 普通車と変わらない料金での乗車となる。

 グリーン車は広々シートはもちろんだが、リクライニングはパワーシート。
 さすがというところ。
 こうして22時すぎに帰宅し、旅の終焉を迎える。

【15】まとめ

 今回の北海道旅行は日程的に2泊3日ながら、函館〜札幌の強行軍
 。トータルの走行距離は500キロとなかなかのものという印象が
 ありました。
 前回訪れた函館も五稜郭タワーのリニューアル。道央道も前回は
 国縫までしかなかったので大沼公園まで延伸されていて快適。
 またニセコもだいぶ変わっており、北海道も日々進化しているのだな
 というところを感じた次第です。

 また天候にも恵まれましたが、やはり10月下旬・・・日が短くて
 もう少し見たいのに真っ暗・・・ということもありましたが、
 それは次回の楽しみに取っておくことにしたいと思います。
      
              *** 北海道旅行記2014 完 ***

旅行記を書棚に戻す

 

ギャラリーエントランスに戻る