北海道ニセコと支笏湖氷とうまつり2005
☆☆☆☆☆ 北海道ニセコと支笏湖氷濤まつり ☆☆☆☆★ 2005.1.28〜30
【序章】
昨年に続いて北海道スキーを実行するにあたり今年は以下のような
点についてこだわってみました。
まずは、シーズン最盛期の北海道の雪質を体験すべく行く時期を
年間で最も寒い1月下旬とすること。そして、スキー場の近くに
宿をとること。最後に温泉で疲れを癒すこと・・・。
この3つを満たすべく旅を作ってみました。
【1】厳冬の北海道へ
いつもように東京モノレールを使い羽田空港へ。
昨年12月1日より第2ターミナルがオープンして下記のように
アクセスが変わっている。
第1ターミナル JALグループ
第2ターミナル ANAグループ
それにともなってモノレールの駅も旧羽田空港駅が第1ターミナル駅
となり、その奥に第2ターミナル駅が新しくできているので、
それを見たいところだが、今回はJAL利用なので、第1ターミナル
にて降りる。
第1ターミナルもアクセスが変更となり、北ウイングが北海道・東北
方面、南ウイングが沖縄・九州・関西方面とわかりやすくなっている。
まだ未完成の部分が目隠しされていていまだ工事中といった印象だが
以前と比べてだだっ広くなったという感じ。
早速自動チェックイン機にてチェックインし搭乗口へ。
フライト情報を見ると平日なのにどういう訳か札幌行き便は朝から
満席続き・・・。
さすが世界で最も搭乗率が高いと言われる羽田→札幌線だな
というところ。
さて待つこと十数分で搭乗開始。10時発のJAL1015便は
定刻通りの出発となる。
なお1015便の機材はB777−300。従来ジャンボ機と
言えばB747−400を指したものだが、最近は777が
増えてきたせいかこちらがジャンボ機の代名詞になりつつ
ある感じ。
機上では満席ということもありドリンクのサービスを終えるか
終えないうちに降下開始! あっという間に新千歳空港に到着
となる。
【2】ニセコへ
航空機から降りてまずは北海道中央バスカウンターへ。
ここで予約しておいたスキーバスのチケットを受け取り、
走って1番の乗り場へ。(ちなみに1番は一番端・・・)
どうも自分の手違いで、飛行機が11時30分千歳着
なのに11時30分千歳発のスキーバスを予約していたらしく
本来ならば「十分乗り継ぎ時間をおとり下さい。」と言われる
ところたが窓口の係員からは「バスが待っておりますのでお急ぎ
下さい。」と一言に感謝。
時間の効率は良いものの、5分ほど他のお客さんを待たせて
しまい恐縮しつつバスに飛び乗り即出発!
接続時間マイナス5分という奇跡的(事故的?)芸当で
ニセコへと向い出発!
昼食も食べ損ねてしまったのでひとまずバスの中で非常用に
持って来ていたカロリーメイトにて空腹を癒し、あとは
途中の休憩場所でコンポタを飲む。
こうして、14時半にはバスはニセコアンヌプリに到着!
バスを降りて右も左もわからないが地図を見ながら、
本日の宿である「ペンション・コットンファーム」へ
と歩く。
少し歩くと小さな看板を発見し、5分ほどで無事到着!
早速玄関より入り「こんにちはお世話になります!」と
挨拶し、オーナーさんより歓迎を受ける。
「送られた板とブーツはそこにありますから。」と
言われ確認してからまずはリビングルームへ。
ここで宿帳を書き部屋の鍵をもらうとオーナーさんより
「さっそく滑りに行きますか?」との問いに
「滑りに行きたいが、時間が中途半端ですね。」と
答えると、
「そんなことはないですよ。いまからなら十分滑れ
ます。格安のリフト割引券もありますからよろし
ければ差し上げます。」
という訳で、ナイターまで使える8時間券を2300円
で手に入れることができる割引券をもらい、部屋にて
着替えて早速出陣!
【3】北海道スキーの真骨頂のひととき
コットンファームから徒歩5分ほどでニセコアンヌプリゴンドラ
乗り場へと到着。早速リフト券を購入しゴンドラへ乗り込む。
乗ること8分で到着!しかし外は吹雪・・・。
吹雪のため視界が極度に悪くまさにホワイトアウト状態・・・。
そんな訳でおとなしくゆっくりと滑ることにする。それでも下
の方はまだしも視界が良かったので、何回かゴンドラに乗って
あとはジャンボ第1クワッドリフトでループすることにする。
ニセコアンヌプリスキー場のページ ↓
http://www.niseko.ne.jp/annupuri/
そのうちに日が暮れてくるにつれ吹雪が治まってきて、小康状態
になってようやくまともに滑れるようになる。
それから18時までの1時間ほどがまさに北海道スキーの
真骨頂!
ナイター用に整地されたゲレンデに新雪が薄く積もり、まさに
水の上を滑るが如くのウルトラパウダースノーの感触は
北海道ならではのもの。
(この1時間だけのために北海道に来ても良いという感じ)
【4】フランス料理コースディナー
その後18時にコットンファームに戻り、夕食!
今回の旅の一つの目玉でもある本日の夕食は
「フランス料理コースディナー」。
フランス料理シェフでもあるオーナーさんの腕によりをかけた
超豪華ディナーである。
コースだけに前菜→スープ→魚料理→肉料理→デザート→お茶
と進むのだが、すべてがおいしい!残念ながら他のお客さん
もいるので写真を撮れなかったのだが見た目も素晴らしく
食べるのがもったいない程の出来栄え。
印象に残ったのはデザートのラズベリーのシャーベット!
甘酸っぱい風味がとても良い。
後、手作りの果実酒が何種類かありその中から「さくらんぼ」
をソーダ割にていただく。これは焼酎漬けかな?!という
ところだが、おいしい! 他に「うめ」「あんず」「ぶどう」
「みかん」「りんご」などがあったよう・・・。
その後、近くの温泉「いこいの村」へとでかけ1日の疲れを
癒す。
ニセコいこいの村 ホームページ ↓
http://www.chuo-bus.co.jp/ikoinomura/index.htm
こちらも近隣宿泊者の特典として割引が受けられ750円
のこと400円にて。
帰りがけようやく雪がやみちょっとゲレンデに寄り道。
「明日晴れるといいな。」と思いつつ帰途につく。
【写真HO31:ニセコアンヌプリナイター】
あとは宿の落ち着いた雰囲気の部屋にて就寝。
【写真H032:ペンションコットンファーム8号室】
ということで使える特典はできる限り使うというお得な旅を
満喫し1日を終了!
【5】雪・雪・雪
朝、目を覚まして外を見るとこんこんと雪が降っており
「あ〜今日も雪なのか・・・。」とがっかり。
それでも気を取り直して、7時半より朝食!
朝食は目玉焼き・ソーセージにトースト。そして手作りバターに
ラズベリーのジャム。いわゆるアメリカン・ブレックファースト
でできたてをいただく。
その後、部屋に戻り荷物をまとめてフロントにてチェックアウト
の手続きを行い、荷物を預かってもらい再びゲレンデへ。
雪の中ゴンドラ乗り場へと向う。
【写真H033:ニセコアンヌプリゴンドラ乗り場】
そして、往復のスキーバスのセットリフト券を※全山共通8時間券
と交換する。
その際「本日悪天候のため、他のスキー場への連絡リフトが
動いておりませんので、移動はシャトルバスになりますが
よろしいですか?」ときかれ「はい。」と答える。
※ニセコのスキー場の構造
ニセコは、アンヌプリ山を頂点として沢違いで、
1.ニセコアンヌプリスキー場
2.ニセコ東山スキー場
3.グランひらふスキー場
の3つスキー場が展開しており、この3つのスキー場をあわせて
ニセコ全山と呼んでいる。沢違いゆえ3つのスキー場は山頂部で
合流するしくみになっているが、天候が悪いと視界がなくなる
ため山頂部のリフトは運休となり、それゆえ各スキー場への行き来
ができなくなるという訳。
そのため悪天候時は、ふもとを40分ほどかけてぐるりとまわる
シャトルバスにて各ゲレンデを移動することになる。
悪天候と言えどもはるばるやってきた手前滑らない訳には
いかないのでまずゴンドラを降りて1回だけ滑り、今度は
シャトルバスに乗り、グランひらふスキー場へと移動する。
ニセコ全山で最も広いこのグランひらふだが、こちらも
悪天候。そんな訳でゴンドラに1回だけ乗ってあとは、
下の方のリフトにてループ。
そのうちに疲れがたまってきたので、ニセコセンターヒュッテ
にて昼食!
小えびとアボカドのサルササンド・ポテト付にて一息。
ふと見渡せばさすがに世界でも有数のゲレンデだけあって
まさに国際色豊かなスキーヤーがたくさん。ふとえーと
ここはスイスだっけ?!と錯覚してしまいそう。
ある意味スキーに国境はないのだなと感じる。
その後、吹雪の中を下山しあとはごくごく麓の短いリフト
でループ。
そこすら視界が悪くなってきたところで、スキー終了!
再びシャトルバスにてアンヌプリへと戻ることにする。
このあたり悪天候だけあってシャトルバスはまさにすし詰め
状態・・・。それだけいろいろなゲレンデを滑りたい人たち
が多いということであろうか。
レストハウス・ヌックアンヌプリにてリフト券を返却し
てコットンファームに戻り、スキーの道具を宅急便で
自宅に送り返す手続きをして、しばらく休憩。
自分の家感覚で使えるペンションというのは便利なもの
だなと改めて感じる。
【写真H034:ペンションコットンファームリビング】
その後、昨日の14時半頃からほぼまる24時間滞在した
ニセコアンヌプリとペンション・コットンファームに
別れを告げることになる。
帰りしなオーナーさんから「もっといい雪で滑って
欲しかったです。」との一言に「また来ますよ。」と
挨拶しお礼を言って16時発の札幌行きスキーバスに乗るため
バス停へと移動する。
昨日来た時は右も左もわからなかったものの、1日いれば
ずいぶん地理感が身につくものだなと思いつつも
バスに乗り込み札幌へと向うことになる。
【6】札幌へ
ニセコアンヌプリを出たバスは、途中グランひらふ第1駐車場
にて大勢のお客さんを乗せ一路札幌へと向いはじめる。
雪はしだいに雨へと変わり、途中中山峠で再び雪になったものの
札幌市街に近づくとまた雨に・・・。
厳冬期のこの時期に雨とは・・・と思いつつ札幌駅のバスターミナル
で下車となる。
夕食は札幌駅ビルのエスタ10階のラーメン共和国にて。
ラーメン共和国のページ ↓
http://www.sapporo-esta.jp/ramen/
ひとまず目についた「釧路ラーメン河むら」へ入り、
味噌ワンタンチャーシュー麺を頼む。
しかしこれは失敗!後でわかったことだが、釧路ラーメンは
北海道ラーメンの中では最もあっさりで細めんとなっており
味噌とは相性がいまいち・・・。
やはりここは醤油にしておくべきだったと反省。
その後、本日の宿札幌アスペンホテル※へと向う。
※札幌アスペンホテルのページ
http://www.aspen-hotel.co.jp/
札幌アスペンホテルはまず「やすらぎ」を最優先に考えられた
ホテルで、フロントの対応から客室までとてもやすらげる
雰囲気のホテルで、女性にも好評とのこと。
実際に入ると、たしかにやすらぎの雰囲気でとても良い。
客室についても、空きがあれば好意で部屋のグレードアップ
等を行っているようである。
なお、自分の本日のお部屋はマッサージチェア付にグレードアップ
されておりスキーで疲れた体にはありがたいもの。
【写真H035:札幌アスペンホテル・マッサージチェア付客室】
さらに、ANAマイレージクラブの会員には300マイルの
ホテルマイルがプレゼントされるとあっては利用しない手はない
というところ。
とそんなところで、ゆっくりと休み北海道第2日目が終了!
【7】秘湯丸駒と支笏湖氷濤まつり
北海道3日目はやすらぎの北海道を感じる旅。
まずバイキングの朝食をすませ、徒歩でバスターミナルへ向う。
そこで、北海道中央バスの定期観光バスである、
「秘湯丸駒と支笏湖氷濤まつり」のチケットを買う。
北海道中央バス → http://www.chuo-bus.co.jp/
さすがに日曜だけあってほぼ満席に近いくらいのお客さんで
8時50分にバスターミナルを出発!
ガイドさんの話はまず札幌のあらましから。
札幌は人口187万人を擁する世界一雪の多い大都市で、
世界でもこんなに雪の多い大都市は札幌だけ。そして除雪に
かかる費用も世界一。
なんと1シーズン150億円もかかり、一晩だいたい1億円
かかるそう。莫大な予算を用意しても毎年予算が足りず除雪
しきれないのだそう。
なお道の路肩には除雪した雪の山がたくさん!
で、これをかたづけるのが廃雪という作業だが、これは
除雪の何倍もの費用がかかり、もう雪祭りまでかたづけられ
ないとのこと。
いずれにしても北国の都に住むにも大変なのだなと感じる。
【写真H036:路肩に積まれる雪の山】
さて北海道にきてようやくすっきり晴れた3日目となるが
天気が持つのも午前中いっぱいくらいということで、
支笏湖への道を急ぐことになる。
途中無残に倒れた白樺の森を見るにつけガイドさんから
「昨年の台風でめちゃめちゃになった白樺の森です。」
との説明。
札幌などの並木は直したがこちらまでとても手がまわら
ないのだそう。
【写真H037:倒れた白樺の森】
とそうこうしているうちに支笏湖畔に到着!
さすが定期観光バスだけあり、専用の駐車スペースが
あり素早く降車!
まずは支笏湖氷濤まつり会場へ。
ひととおり見学してゆくがどの氷碑も見事なもの。
支笏湖氷濤まつりのページ ↓
http://www.shikotsuko.com/hyoto2005/
【写真H038〜41:支笏湖氷濤まつりの氷碑】
まつりを見終わる頃には早くも天気が悪くなりはじめ、
見えていた湖畔の山も真っ白に・・・。
少しだけ湖畔を散策するも寒すぎて早々に撤退!
【写真H042:支笏湖畔】
【写真H043:支笏湖の澄んだ湖水】
その後暖房のきいた支笏湖ビジターセンターにて、
支笏湖のお勉強。カルデラ湖の支笏湖がどうやって
できたのか、四季の支笏湖の様子などをビデオで
見る。
その後、定期観光の特典である甘酒無料サービスを
利用してあたたまる。ついでに日本でも有数の
水質の良さを誇る支笏湖の水を買いおみやげとする。
支笏湖での見学時間を終え、次に向うのが
「秘湯丸駒温泉」で、一軒宿。過去は船で行くしか
なかったという秘湯で、道路も1972年の
札幌オリンピックを契機に開通したのだそう。
と、そんな訳で湖岸道路を走ってゆくこと15分
ほどで丸駒温泉に到着!
秘湯丸駒温泉のページ ↓
http://www.marukoma.co.jp/
ここでも定期観光特典として、専用の休憩所と食事
およびお土産ものの10%引きがあり、それをフル
活用して楽しむことにする。
まずは、昼食!
支笏湖名物のヒメマスの塩焼き定食を食べることにする。
食べた感想としてはあっさりとおいしく思わず皮まで
食べてしまう・・・。
【写真H044:ヒメマスの塩焼き】
その後はいよいよ秘湯へ。まず屋内の大浴場にて体を
あたためてから、外の秘湯へ。
寒すぎるため、足場が凍り危険だがどうにか到着!
さて露天の秘湯はまさに言葉通りの雰囲気で岩場が
むき出して歴史を感じさせる雰囲気。またお湯が
ぬるめで長くいてもちょうど良い感じ。
最も外気が寒いのでどんどん冷めてしまうのかも・・・。
30分ほど秘湯でゆっくりした後、休憩室にて
くつろぐ。あとは再びバスに乗り一路新千歳空港へと
向う。
【8】新千歳空港にて
さて、新千歳空港は日本で最もお土産スペースが
広い空港なのだそう。とにかく膨大である。
そんな中で10%の割引を受けられる
ANAFESTAにてお土産を買うことにする。
北海道のお土産といえば、白い恋人にロイズの
チョコレート、三方六などが定番だが、ここ最近
台頭してきいてるのがスナッフルズのショコラと
チーズケーキ。いずれも生のため賞味期限が短い
のがお土産としては難しいかもしれないがとにかく
おいしい!
またちょうどバレンタインが近いため、ロイズから
期間限定の生チョコが出ており、それぞれ
「グラン・マルニエ」と「レミーマルタン」を
買うことにする。いつもながらロイズの生チョコは
濃厚でおいしい!
その後ちょっと早いが夕食にラーメン!
空港内のラーメン道場の苫小牧ラーメン「王華」にて
昔風ラーメンを食べることにする。
こちらは醤油味で濃厚な感じ。
「おいしい!」ということで満足!
あとは18時発のJAL1030便にて千歳を
後にする。あいかわらず札幌発羽田行きは満席御礼状態なものの
無事出発!
おみやげの入っているANAFESTAの紙袋を持ってJAL
の飛行機に乗るのも気がひけるが、他にも同じような人が
いたので一安心・・・。
帰りもB777−300でジャンボ機。帰りではJALオリジナル
のスカイタイムのドリンクサービスを受け空の旅を満喫しつつ
無事羽田に到着。
預け入れ荷物の回収に手間取ったものの、無事モノレールと
新幹線を乗り継いで帰宅し旅の終焉となる。
【9】旅を終えて
今回の旅行は残念ながら天気に恵まれなかったのですが、
まず満足の行くものだったと思います。スキーに関しては
悪条件の中、2つのゲレンデを一部なりとも楽しめたし、
ペンションコットンファームでのおいしいフランス料理
は今回の旅の一番の収穫と言えたと思います。
あとは、札幌アスペンホテルでのやすらぎ空間と、
秘湯丸駒で疲れを癒し、いわば遊んで癒してをうまくできて
後に疲れを残さないプランでよかったかなと思います。
長い間読んでいただきありがとうございました!
*** 北海道スキー2005 完 ***
※参考
今回の旅でかかった費用をまとめてみました。
JAL特典航空券(羽田・札幌往復) 13,500マイル
往復新幹線+モノレール 13,410円
往復スキー運搬(宅急便) 6,760円
往復スキーバス+8時間リフト券 4,900円
ペンションコットンファーム宿泊 9,950円
アンヌプリリフト券 2,300円
いこいの村入場料
400円
札幌アスペンホテル宿泊 8,000円
ラーメン共和国夕食 1,050円
秘湯丸駒と支笏湖氷濤まつり定期観光 3,900円
ヒメマス塩焼き定食 1,710円
小エビとアボガドサンド
650円
ラーメン道場夕食
750円
計 53,780円
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