北海道旅行記2007
☆☆☆☆☆ 北海道旅行記2007 ☆☆☆☆★ 2007.9.16〜19
*** 稚内編 ***
【序章】
北海道道北は、2003年9月以来の来訪となりますが前回来訪時と
変っていなくて故郷に帰ってきたかのような懐かしさがありました。
前回は地震と雨に見舞われ大変だったのですが、今回は天候に恵まれて
とても素晴らしい旅行となりました。
【1】最北端へ
★9月16日(日)★
新幹線と東京モノレールを乗り継いで空港へ。
今回はANA利用なので、羽田空港の第二ビル駅にて下車し
まずは昼食。空港名物のヒレカツサンドを購入して待合広場にて
腹ごしらえ。
旅の始まりのこの瞬間はいつも期待感でいっぱいになるせいか、旅の
中で一番わくわくするひとときではないかといつもながら感じます。
ちょうど食べ終わる頃に旅に同行する友人が姿を見せ無事合流。
そして航空券を自動チェックイン機に入れ搭乗券を手に入れ、
保安検査ゲートへ。
保安検査を無事終了して搭乗口へ向かうが、今回もバスで航空機まで
移動するバスゲート・・・。ただバスゲートは売店が近いような気がして
全体が見渡せるので開放的イメージ。
ここでedyをチャージしたり売店をブラブラしたりして待つこと十数分
で搭乗時間となる。
バスに乗り込み航空機へ移動。そして階段状の搭乗口を登って機内へ。
乗客全員が乗り込むといよいよ、離陸。
9時50分発のANA571便にて約1時間50分の空の旅です。
いつものようにコンソメスープやコーヒーなどのドリンクサービスを
満喫しつつ、到着してからの旅のプランをあれこれ考えたりちょっと
疲れたら居眠りしたりしているうちに無事到着!
機内から外へ出るとヒヤッとした大気に「おおっやはり北海道は違うね・・。」
と納得。そしてターンテーブルから荷物を受取りまずはニッポンレンタカー
のカウンターにて受け付け。
その後空港からレンタカー営業所へと送ってもらい、クーポン類などを
ゲット!
今回借りたフィットに乗り込んでいざ出発!
今回は、「夏バケ北海道」というツアーに参加したためもれなく
バケーションパスというクーポンがありこれは使いようによってはかなり
お得♪
ちなみに標準ではパスは1種類のところオプションでさらに1枚追加
しているため都合下記の2つのパスが手元に揃いました。
バケーションパス「ディナー」
このパスは1回使いきりのもので、記載されているお店のディナー
のどれか1つを食べられるというものです。
バケーションパス「ランチ&スイーツ」
このパスは1回使いきりなのですが、記載されているお店のランチ
&スイーツをすべて食べられるというみのです。
このパスは1枚3000円ですが、ディナーはもちろんのことランチ
&スイーツでも時価を考えるとすぐにもとが取れてしまう計算です。
【2】ランチ&スイーツ
空港を出発して一路稚内中心街へ。
ここで早速ランチ&スイーツパスを使って昼食となりました。
記念すべき最初のランチは、JR稚内駅にほど近い「なら鮨」です。
ランチとはいえ寿司10カンと茶碗蒸にお吸い物と豪華セットに
思わず感動しました。
【写真HN2007-01:なら鮨のANA夏バケ寿司ランチ】
なおこのお店は他に天ぷらとうなぎも扱っているようで、次回稚内に
来る事があったなら是非食べて見たいと思いました。
昼食後はすぐ近く小高い丘の上にあるの開基百年記念塔展望台へ。
http://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/main/kanko/point/pnt-kaikihya.htm
【写真HN2007-02:開基百年記念塔展望台より稚内港】
【写真HN2007-03:開基百年記念塔】
展望台からは遠くサハリンの島影が見え、ここが国境の街であることを
思い馳せるひとときとなりました。
そして資料館をひととおり見て、展望台の周辺をちょっとドライブ。
道の左右には草木がはみ出しており、誰も走っていないような雰囲気
なのでドキドキしながら進むとやはり行き止まり・・・。
ということで引き返して、丘を降りて国道40号へと入りました。
そしてバケーションパスのスイーツを食べるため、しばし南下。
豊富バイパス(たしか4年前に来た時はなかった道・・・)を経て
目的地の「工房レティエ http://www.okhotsk.biz/letie.html」
へ到着。
このレティエのスイーツのジェラートアイスクリームがまた秀逸♪
自分はちょっと珍しい「墨」と正統派「バニラ」をチョイスして
見ました。
【写真HN2007-04:工房レティエのジェラート 墨&バニラ】
【3】日本最北端「宗谷岬」へ
工房レティエを後にして再び針路を北へ。もときた道を戻って
途中から宗谷岬へと向かう道道へ入り一路最北端へ。
そして走ること1時間ほどで最北端宗谷岬へ到着!
【写真HN2007-05:宗谷岬】
ここで、最北端到達証明書をゲットしてとても寒い流氷館を
見学。零下20℃の世界に凍えそうになる・・・。
そして海軍望楼へ、なにやら朽ちかけていてちょっと危ない感じが
最果てという感じをかもし出していてよいのかも・・・。
その後宗谷丘陵へ。ここには黒毛和牛がたくさん飼育されているが
あとわずかの期間で牛舎へ入ってしまうとのこと・・・。
【写真HN2007-06:宗谷丘陵の黒毛宗谷牛】
【4】最北端の温泉
宗谷丘陵を後にして走ること40分ほどで稚内港のほとりにある
稚内全日空ホテル http://www.ana-hotel-wakkanai.co.jp/ に到着。
さすが全日空ホテルだけあって接客がとても丁寧で心地よくチェックイン。
そして荷物を置いてノシャップ岬へ。
ここは夕陽で有名なスポットであるが、残念ながら雲が厚く見れず・・・。
【写真HN2007-07:日暮れ間近のノシャップ岬】
そして1日の疲れを癒すべく稚内温泉「童夢」へ。
http://www.w-shinko.co.jp/domu/
ここはどちらかというと地元民のための温泉施設という感じだと
思っていたら、よく見ると観光バスが来るわ来るわ・・・そのツアー名も
「最果ての旅4日間」とか「利尻礼文4日間」とかどこかで聞いたこと
のあるようなツアー名ばかり。どうやらツアーに組み込まれている
感じである。
ということで混雑してきたため早々に切り上げて再び稚内中心街へ。
【5】最果ての街でのディナー
今夜のディナーは早速バケーションパス「ディナー」を使用して、
稚内駅近くの「北の味心 竹ちゃん」にて豪華な寿司10カン・
タコしゃぶ・もずく酢・茹でタラバガ二のセットを頂く。
さらに2500円出して宗谷牛のステーキで究極の贅沢をする。
寿司はウニ・イクラといった高級ネタが絶品。そしてタコしゃぶは
あっさり。もずく酢は珍味。タラバは食べ応えあり!。宗谷牛は
とろけるような舌ざわりにてまさに至福の時・・・。
【写真HN2007-08:宗谷牛のステーキ(2,500円)】
こうして大満足の中ホテルへと帰還。
さらにホテルではラウンジ1000円利用券をもらったため
展望ラウンジにてカクテルをいただき稚内港の夜景を楽しみながら
北海道の旅の第一日目は暮れてゆきました。
【写真HN2007-09:稚内全日空ホテル展望ラウンジより稚内港】
【6】早朝の散歩
★9月17日(月)★
北海道第二日目の目覚めはとてもよかったです♪
そんな訳で稚内港周辺を散歩してみました。
【写真HN2007-10:夜明け直後の稚内港】
有名な稚内北防波堤ドームなどを見学しつつひとまわり。
ちょうとおなかも空いてきたところでおいしい朝食バイキング
となりました。
やはり稚内港近くのホテルともなると利尻・礼文へ渡るお客さんが
多いようで混雑し始めておりました。
朝食後、部屋に戻り荷物をまとめてチェックアウト。
次の目的地「利尻島」へ渡るべく港へと向かいました。
*** 北海道旅行記2 利尻編 へ続く ***
☆☆☆☆☆ 北海道旅行記2007 ☆☆☆★★ 2007.9.16〜19
*** 利尻編 ***
【1】夢の浮島「利尻島」へ
★9月17日(月)★
稚内港7時発の利尻島行きフェリーへ乗り込み約1時間40分の船の旅。
船は「クイーン宗谷号」。東日本海フェリー(2008年1月よりハートランド
フェリー http://www.heartlandferry.jp/)の運航する定期便。
フェリーは思いのほか速度が速く出発後はみるみる稚内港が小さくなって
ゆく印象。これは稚内と利尻の距離が52キロとそれなりにあることと
輸送需要から大きな船が必要であるからではないかというところ。
【写真HN2007-11:いざ利尻島へ】
船内は暖房もきいて暖かいが、外はさすがに寒い・・・。という訳で時折
外に出たり中で温まったりしながらの船旅を楽しむ。
そして9時前に無事利尻島鷲泊港に接岸し下船。早速ニッポンレンタカー
カウンターへ。
ここで、ティーダを借りていざ利尻島一周へと出発!
ガイドブックなどによると時計まわり(西海岸→東海岸)に一周するのが
通常らしいが、ここは混雑をきらって時計と反対まわり(東海岸→西海岸)
のルートをとることにする。
島内の道路にやや戸惑いつつも最初に訪れたのは「富士野園地」。
ちょっとした木道と屋根付ベンチがあり花の季節はさぞかしきれいなの
だろうなと思う場所。残念ながら今は9月なので花はなくススキを中心
した草原になっている。
さすがに夏ではないので浜風が冷たい印象・・・。
【写真HN2007-12:富士野園地 正面の岩は夕日ヶ丘】
富士野園地を出発して走ること20分ほどで次の目的地「沓形公園」に到着!
ここは利尻島のもう1つの港である沓形港がある。
ここで少し散策。沓形岬ビジターセンターなどに寄ってみるも観光シーズン後
ということもあり人気がなくとても静か。聞こえるのは風の音だけという風情
がまたよいというところ。
【2】利尻富士へ
沓形公園を後にして、いよいよ利尻島最大の観光ポイントである
「利尻山見返台園地」へ。ここは標高500メートルの利尻富士5合目でも
あり、海抜0メートルからいっきに駆け上る道筋はなかなかのもの。
駐車場に車を停めてあとは徒歩で展望台までゆくが、これはかなり急坂・・・。
健脚でないときついが、見晴らしが素晴らしく良いので見返りながら登れば
良いのかも?!展望台からは沓形岬がはるか遠く・・・まさに利尻島ならでは
のダイナミックな景色という感じ。
【写真HN2007-13:利尻山見返台園地より沓形岬】
【3】利尻島南端へ
利尻山見返台園地を後にして走ること20分。次なるポイントである
「寝熊の岩」「人面岩」に到着!
いわゆる海岸沿いの絶壁の岩場がねそべった熊と人面に見えるという訳。
ここは少しゆっくりと散策。ガードレールの切れ目から岩場に降りて
至近距離で2つの岩を観察・・・。近くでまじまじ見るとなにやら不気味
な感じ・・・。そして絶壁の下には利尻昆布がゆらゆら〜という訳で
まさに利尻島の自然を満喫!
岩を後にして走ること15分で、次なるポイントである島の南端
「仙法志御崎公園」に到着。
ここで養殖されているウニの見学などをする。
売店の活気がけっこうあって思わず利尻昆布を買いそうになって
まう・・・。
【写真HN2007-14:利尻島最南端・仙法志御崎公園より利尻富士】
そして南端をぐるりとまわり利尻島東海岸へ。
20分ほど走って次なるポイント「オタトマリ沼」に到着!
【4】オタトマリ沼
ここでお昼時になったので売店兼食堂の利尻亀一に入り、
「うに3カン」「ホタテ醤油焼き」「利尻昆布ふりかけごはん」
「利尻昆布お味噌汁」を食べる。どれも逸品で大満足。
【写真HN2007-15:利尻亀一のウニ寿司(3カン千円)】
そして食後の運動をかねてオタトマリ沼を20分ほどかけて一周。
(ちゃんと遊歩道になっている)
【写真HN2007-16:オタトマリ沼と利尻富士】
【5】姫沼と甘露泉水
オタトマリ沼を後にして、東海岸を走ること30分。
ここで次なるポイントである姫沼に到着。
つり橋を渡って神秘的な森へ入るとそこに姫沼があり、こちらも
軽々と一周!!
【写真HN2007-17:姫沼より利尻富士】
姫沼を後にしていったん鷲泊港を通り過ぎて少し山あいに
入ったところにある甘露名水に到着!
ここはキャンプ場になっていてテントもちらほら・・・。そして
駐車場に車を停めて500メートルほど歩いて甘露名水に
ほんとうに到着!
最北端の名水と言われるだけあって流れる音や水の輝きが
鋭い感じあり。
実際に飲んで見ると冷たい! さすが最北端だ!
というところ。
【写真HN2007-18:甘露泉水(利尻富士3合目)】
【6】夕日ヶ丘展望台
甘露泉水を後にて、利尻島2周目に突入!とはいえ帰る時間も
せまっているので、1週目の時に気になった夕日ヶ丘展望台へ。
ここは車を下に停めて徒歩で小高い丘へと登るが、登ってみて
感動! まさにここが利尻島1番のビュースポットでは?!
と思うほど!
左を見れば礼文島を一望でき、後ろを見れば利尻富士。そして
右を見ればペシ岬。360度のパノラマにずっと景色を眺めていたい
誘惑にかられる程・・・。
【写真HN2007-19:夕日ヶ丘展望台より礼文島を臨む】
ここで車を返す時間になったためいったん鷲泊港へ。
無事レンタカーを返却して、最後のビューポイントである
「ペシ岬」へ。
【7】ペシ岬
15時10分。フェリー出発が16時なので、急ぎ足でペシ岬へと
向かう。しかしなんとペシ岬海岸と間違えて遊歩道を歩いてしまい
タイムロス・・・。
気を取り直しなんとかペシ岬への道を登る・・・。ところがこれが
すごい急坂でまさに絶壁。身の危険を感じつつもなんとか頂上へ
到着。
【写真HN2007-20:ペシ岬展望台より鷲泊港と利尻富士】
頂上は狭い上に強風。このため写真だけ撮って早々に退散する。
この時フェリーが近づいてきて「あれに乗り遅れたら今日は帰れない!」
とずいぶんと気持ちが焦りあわてて港へ向かうも足場は悪いし急坂だし
と思うようにいかず・・・。
そして、どうにかこうにか出航10分前にフェリー乗り場に到着!
ちょっとしたお土産を買ってからフェリーに無事乗り込み一安心!
【8】稚内へ
利尻島でずいぶんと歩き回ったせいか疲れが出てしばらく屋内の暖かい
部屋で眠っていると「夕日がきれいだよ♪」と起こされ見に行くと
まさに真赤に夕焼けした空。そして水平線へと沈む夕日。
生まれて初めて見る水平線へ沈む夕日に大感動!
日没まで夢中で写真を撮りながら感動のドラマを楽しむ。
日没間際、まさに夕日が沈む直前に夕日の下側が欠けてきて
「へえ〜こんなふうになるんだぁ〜!」と大自然の神秘を目の当たり
にしてなんとも言えない充実感。
おそらくはこの旅で最も大きな収穫かも・・・という確信を持ちつつ
船内へ。
【写真HN2007-21:利尻→稚内航路の船上で見る夕陽】
【写真HN2007-22:日没間近】
ほどなく船は稚内港へ到着し無事下船。あとは稚内全日空ホテルに
停めてある車に乗り込んでまずは夕食するラーメン屋の「青い鳥」へ。
ここではランチ&スイーツパスを使ってラーメンを食べる。
やはり北海道ならラーメン!てなことでこれまた至福の時。
そして帰りしな稚内副港のお店を覗いて地元の雰囲気を楽しみつつ
本日宿泊の稚内グランドホテルへ。
http://www.wakkanai-g-hotel.jp/
このホテルの魅力はやはり天然温泉! 昨夜の童夢の大きさには
かなわないがホテルの中にあるという手軽さがこの時ばかりは
ありがたいと感じる。
そしてこの温泉で疲れを癒してからラウンジにてもらったドリンク
券を使って冷たいビールを一杯!
こうして利尻島まで日帰りという強行軍ではあるものの、
北海道旅行の第二日目が無事終了。
北海道旅行記2007 3 旭川編 へ続く ***
☆☆☆☆☆ 北海道旅行記2007 ☆☆★★★ 2007.9.16〜19
*** 旭川編 ***
【1】旭川へ
★9月18日(火)★
朝6時の朝食後、6時20分に稚内グランドホテルを出発し一路旭川へ。
国道40号をひらすら南下し豊富バイパスを通り、幌延町、天塩町、
中川町、音威子府村、美深町と抜け名寄市へ。
交通量が少なくてまさに自分専用道路といった雰囲気すらある中とても
気持ちの良いドライビング。途中にハリボテのパトカーが置いてある
箇所がいくつかありそれもまた北海道らしいなと思えるほど。
さらに名寄パイパス・名寄国道を経て、士別剣淵ICより道央自動車に
のりさらに南下。途中比布大雪PAにて小休憩。さらに旭川北ICまで走り、
一般道に下りて走ること約30分で、旭山動物園に到着。
【写真H2007-23:いざ旭川へ(国道40号線)】
【2】旭山動物園
開演時間より1時間ほど遅れての9時30分入園となるが、平日のためか
混雑はそれほどでもない感じ。
http://www5.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/
【写真H2007-24:旭山動物園入り口付近】
ほっきょくぐま館、あざらし館、ぺんぎん館、もうじゅう館など人気
パビリオンを巡ったり、外来種による日本の生態系の乱れなどを勉強する
講座に参加したりまさに動物一色の数時間となる。
【写真H2007-25:動物園からのお知らせ】
【写真H2007-26:泳ぎの得意な北極グマ】
【写真H2007-27:縄張りを歩く北極グマ】
【写真H2007-28:泳ぐペンギン】
反省としては、
人気のもぐもぐタイムがやってくるとそのパピリオンには
人だかりができとても見ることができず、結局見れたのはさる山のもぐもぐ
タイムだけ・・・。うろうろせずにTDLモードで並んでいればよかったのかな
とも思ったが、まあ最初の来訪としては上出来であろう。
という訳でちょっと心残りではあるが、16時に退園となる。
【3】旭川中心街
動物園を後にして旭川中心街へ。旭川駅にほど近いところにある本日宿泊する
「旭川グランドホテル」へ到着。
http://www.asahikawa-grand.com/
このホテルはカナダ人、ジョン・エジソン氏(発明王エジソンの曾孫)の意匠
デザインにより建設されたものでヨーロッパ風内装が魅力。
平成6年5月14日オープンで国際会議対応のコンベンションホールは道内で
も最大クラスの規模。さらに高さ71メートルは市内で最も高い建物。
フロントでその雰囲気を味わいつつ、まずはチェックイン。
そして客室に荷物を置きディナーを食べにでかけることに・・・。
まずは、旭川ラーメンの代表店である「ラーメンの蜂屋5条創業店」へ。
ここは昭和22年の創業ということでまさに元祖旭川ラーメンのお店。
ここでも、バケーションパスランチ&スイーツのクーポンで食事。特典は
煮たまご♪
【写真H2007-29:旭川ラーメン・蜂屋5条創業店にて 煮たまご入】
そして次なるは「成吉思汗
大黒屋」にて生ラムジンギスカン。
羊の肉というと独特の風味でどうしても好き嫌いがあるものだが、この生ラム
はとてもあっさり系で食べやすい感じ。
という訳でけっこう食べてしまう♪
一皿600円のジンギスカンと野菜はおかわり自由ということで、たくさん
食べてもリーズナブル! これには大満足。
【写真H2007-30:成吉思汗 大黒屋にて やわらかラム肉】
【4】旭川グランドホテル スパ「プラトー」にて
夕食後はホテルに戻り、ホテルの施設でゆっくりと過ごす。
宿泊者限定で通常は2310円かかるスパ「プラトー」が1050円で利用
できるということで、早速旅の疲れを癒しにゆく。
サウナ、ミストサウナ、ジェットバス、プールなど設備充実でなにやら贅沢な
雰囲気。スパからあがるとラウンジがありここでドリンクのサービスを受け
思わず寝てしまいそうな安楽椅子にてしばしくつろぐ。
こうして最北端の町「稚内」から北海道第二の都市「旭川」まで大きく移動
した北海道旅行の第3日目は無事終了。
*** 北海道旅行記2007 4 小樽編へ続く ***
☆☆☆☆☆ 北海道旅行記2007 ☆★★★★ 2007.9.16〜19
*** 小樽編 ***
【1】小樽へ
★9月19日(水)★
最終日ということもあり、少しゆっくりめの午後9時にホテルを出発。
一路小樽へ。
旭川鷹栖ICから道央道にのって、いっきに南下。
このルートは2004年の大雪山旭岳→登別という強行軍以来だが、
今回は時間にゆとりあり。
そんな訳でゆっくり景色を楽しみつつ走り札幌JCTにて札樽道
(SASSON)に入り小樽到着!とまでは良かったが、出口を間違えて
小樽中心街の裏山のようなところに出てしまう・・・。
なにやら狭い道を通っていくと「見覚えのある有名な小樽の街並み」へ
無事到着♪
小樽来訪は2004年冬以来だが、その時はスキーツアーのおまけ
のような感じで時間も短く昼食してコーヒーとカマボコを食べたきり
だったので今回は仕切りなおしという感じ。
http://www3.ueda.ne.jp/~travel2000/HO-OTARU.htm
【2】小樽めぐり
まず最初に訪れたのはルタオ http://www.letao.jp/
【写真HN2007-31:小樽洋菓子舗ルタオ】
恥ずかしながらルタオの名を聴くのは今日がはじめて・・・。いままで
何回も北海道に来ていながらルタオを見逃していたとはまさに灯台元暗し
という感じ。
自分の中では北海道銘菓といえば、「帯広柳月の三方六」「ロイズの生チョコ」
「函館スナッフルズのオムレット」「マルセイバターサンド」などが浮かんで
くるが、はてさてルタオの実力の程は・・・。と楽しみに入ってみることに♪
このルタオは1階がショップ、2階が喫茶店になっているのだがまずは2階へ
行き、またまたバケーションパス・ランチ&スイーツのクーポンでルタオの
ドゥーブルフロマージュと特製紅茶をいただく。
お味の方はまさに絶品♪ その結果自分の北海道銘菓コレクションの中に
「ルタオ」がしっかりと刻まれることに・・・。
さらに特製紅茶というのがまた絶品。調べてみれば単品で頼むと600円も
する高級茶葉を使用しているとのこと。
【写真HN2007-32:ルタオのドゥーブルフロマージュ】
【写真HN2007-33:茶葉にこだわりぬいたルタオの特製紅茶】
ルタオを後にして次に訪れたのは小樽オルゴール堂。
http://www.otaru-orgel.co.jp/top.htm
大小さまざまなオルゴールが置いてあり、建屋も蒸気時計のある本館以外に
「2号館アンティークミュージアム」「からくり動物園」「ぎやまん倉庫」
「キャラクターハウス夢の音」「飾屋」「Carillon〜カリオン〜」など
あちこちに点在しておりまさに小樽文化の老舗という感じ。
その後は小樽の目抜き通りを散策。北一硝子アウトレットに入ったり、
雰囲気を楽しむ。
【写真HN2007-34:小樽オルゴール堂】
【写真HN2007-35:オルゴール堂内部】
そうこうしているうちに12時をまわったので、これまたバケーションパスを
使って昼食を食べようと「小樽らーめん一番」へ行くがなんと定休日・・。
残念っ〜!! ということで、車を港の方へ停め自転車を借りて再び小樽の
町中へ。
まずは「かまぼこのかま栄」の隣にある灯台茶房にて昼食をとる。
http://www.kamaei.co.jp/
【写真HN2007-36:小樽名物かま栄の工場直売店】
【写真HN2007-37:かま栄の揚げたてのホクホクカマボコ】
この揚げカマがまた絶品。とにかくおいしい♪
そして、食後は小樽運河と小樽港の見学へ。
小樽運河では露店であったりしてけっこう賑わっている。そして
小樽港へ行くとちょうど日本最大級の豪華客船「飛鳥U」が停泊しており
その威容をまざまざと見せ付けられる。
中を見学したいところだが、さすがにガードマンがいて入れず・・・。
また船内から町へ出て行く人たちも何やらパスポートのようなものを
見せていたのでどうやら「船の中=外国」という感じなのではないかと
いうところ。
【写真HN2007-38:小樽運河】
【写真HN2007-39:小樽港に入港した日本最大の客船 飛鳥U】
こうして小樽の文化・食・海を存分に満喫して大満足のうちに小樽めぐりが
終了となる。
【3】新千歳空港
15時に小樽を出るとみるみる天候が悪くなり、とうとう雨に・・・。
道は、札樽道を進み札幌JCTから道央道へ入り千歳ICまで走る。
そしてニッポンレンタカーの千歳空港営業所に車を返し、燃料代の精算などを
済ませたらタイミングよく空港への送迎車が出る時で即空港へ。
日本最大のおみやげ店スペースがあるという新千歳空港でいろいろなお土産を
ゲットする。
旅の楽しみの1つはショッピングだが、今回はここでルタオのドゥーブルフロ
マージュやロイズのバトンクッキー、ポテトチップチョコレート、マルセイ
バターサンドなどをゲット。
(※なお白い恋人は賞味期限偽装発覚後の謹慎期間だったのでゲットできず)
そして北海道最後の夕食は3Fにある北海道ラーメン道場の函館ラーメン
あじさいにて塩ラーメンを食べる。
【写真HN2007-40:新千歳空港のラーメン道場にて「函館あじさい」】
保安検査場を抜け、搭乗口に来るとすごい人だかり・・・。平日にも関わらず
やはり夕刻の東京行きはいつもながら満席なんだなぁと感心。
そして、18:30発のANA74便に乗り込み出発!
機材は元祖ジャンボ機の747−400で、これに乗ったらもう2階席に
乗るしかないでしょう!(あらかじめ予約してあります)ということで
階段を登って2階席へ。
1時間半の空の旅を快適に過ごし20時すぎに無事羽田空港に到着。
こうして、4日間に渡った北海道の旅はいろいろな想い出を残しつつ
なごり惜しいが終幕となる。
【4】まとめ
今回の旅は道北〜道央を巡る旅で、最果ての地稚内周辺と、大自然を
満喫する利尻島。そして人気のテーマパーク旭山動物園。さらには
歴史の街小樽。とそれぞれに楽しめる4日間となりました。特に
離島である利尻島が今回の旅行の最大の難所であり楽しいところで
あり、帰りに見た水平線への日没が最も心に残る想い出かなと感じて
います。
日本の離島は南西諸島を中心に数多くありますが、北方の離島は
南西諸島にない魅力があっていつかはこの島で宿泊してみたい
とも感じました。
何年か後、また訪れることができたらいいなと思いながら旅行記の
完結とさせていただきます。
北海道旅行記2007 完
【5】旅の決算
今回の旅は以下のツアーを利用しました。
ANAスカイホリデー
夏バケ北海道 レンタカープラン4日
航空便往路(東京羽田→稚内)
稚内全日空ホテル(稚内港近く)
稚内グランドホテル(南稚内駅近く)
旭川グランドホテル(旭川駅近く)
レンタカーSクラス(フィット指定)
航空便復路(千歳→東京羽田)
バケーションパスディナー
バケーションパスランチ&スイーツ(追加分)
旭山動物園入園券(追加分)
一人当たり 82,100円
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