鳥取姫路岡山の旅2016春
鳥取姫路岡山旅行記2016
☆☆☆☆☆ 鳥取姫路岡山旅行記2016 ☆☆☆☆☆ 2016.12.2〜4
【序章】
初めての鳥取・姫路・岡山の三県入りとなりましたが、今回の主目的地は、
「鳥取砂丘」「姫路城」「岡山城・後楽園」「吉備路」「倉敷」「備中松山城」「井倉洞」
とまわるプランとして観光・取材を行いました。
★12月2日(金)★
【1】鳥取県へ
今回は、6:14発のE7系新幹線あさま600号にて上京し、東京モノレール
経由でで羽田空港入り、スルーチケットにつきチェックイン無しで
保安検査場を抜け、バスラウンジにて朝食のきつねうどんを食べる。
その後、搭乗口503番より、定刻通りの9:45発のANA295便にて
鳥取へと向かう。
機材はANAでは少ないA320型機で、1通路の小型機。
フリードリンクのサービスでコーヒーをもらい1時間20分の空の旅を満喫。
そうこうしているに鳥取砂丘コナン空港へ到着。
【2】鳥取砂丘にて
11時05分。定刻通りに鳥取砂丘コナン空港に到着し、取り付け口より
そのまま空港建屋へ入る。
足早に階段を下りて、トヨタレンタカーカウンターへ行き無事手続き
完了。そのまま空港の隣にある駐車場に停めてあるカローラフィルダーを借りて
いざ出発! ちなみに今回は車の都合でもともとのSAクラスより無料
でグレードアップとのこと。
まだ17000キロほどしか走行していない車であり、また大きさもあり
安定感のある走りが具合の良い感じ。
天気は晴れ。車も少ない快適なドライブをしつつ鳥取砂丘方面へと
向かい、11時30分、無事鳥取砂丘へと到着する。
砂丘会館の前に車を停め、待望の砂丘見学! ラクダもいて気分はまさに
砂漠!また砂の紋様もなかなかのもので砂丘を堪能する。
その後、砂丘会館内のレストランで昼食。
キャンペーン価格の「賀露港」定食1000円を頂くも、これは価格の割りに
豪華で、ごはん(鳥取県産きぬむすめ)・お汁、本日の煮付け(かれい)、
旬のお刺身、いわしフライ、小鉢、砂丘らっきょうという内容。
特にらっきょうはご当地グルメの1つとして注目度が高いもの。
さらにJTBの旅の過ごし方BOOKのクーポンで、鳥取銘菓の因幡の白うさぎ
をゲット。これは栗まんじゅう系の菓子だが、とても濃厚な美味な味わい。
ということで、鳥取砂丘での見学を無事終える。
【3】姫路にて
その後、姫路へ向かう。無料区間である鳥取自動車道から中国自動車道へ
入り、播但連絡有道路を経ること2時間ほどで姫路へ到着。
15時30分をまわっていることもあり、急ぎ足で姫路城へと向かう。
また城山駐車場に車を停めたため、姫路市立動物園を通り抜けてのルート
になり、動物園もざっと見れてこれはお得で、WWFのパンダ親子の募金箱
・亀子の家(象)が印象に強く残る。
動物園を抜けたら、姫路城本体がある広場へ出て、いよいよ国宝・姫路城に入場!
入場料は1000円と少し高いが、それだけの価値はあり。
入場口から入り、菱の門をくぐり場内へ。まずは西の丸を見学するが、百間廊下
というだけあって長い長い・・・。早くも姫路城の大きさを痛感する。
そして次に本丸の大天守へ登城。板張り床と階段を交互に登り、天守へと到着。
ここからの眺めは姫路の街を制覇した感あり。
足腰が鍛えられそうな姫路城での見学を終え、帰路にて両脇のシャチホコの中心に
と姫路城が入るという撮影スポットあり。これをカメラに収めて駐車場へと戻る。
【4】ホテル日航姫路
姫路城を17時に出発し、やや渋滞気味の姫路中心街を通り、今回の旅の最初の宿
であるホテル日航姫路に到着するも、ホテルの駐車場が満車のため提携のパーキング
へ停め、徒歩でホテルまで移動してチェックイン。
部屋に荷物を置き、一息。そして夕食はディナーバイキングを選択。こちらは宿泊者
限定の特別料金適用で3000円にて。
目玉は牛ステーキ。またバイキングメニューは品数豊富で食べがいがあり。
デザートもケーキあり、プリンあり、杏仁豆腐ありと豪華。
ディナー後は、部屋に戻り一休みして、21時に15F展望のバー「夜間飛行」へ。
ここでJTBからのワンドリンクチケットを使い、カシスオレンジ。そして2杯目
として姫路ハイボールを頂く。
こうして姫路の夜は深まり、第1日目は無事終了。
★12月3日(土)★
【5】姫路から岡山へ
起床後、バイキングの朝食。こちらは、和洋なんでもありの豪華メニューにて
選ぶのが大変なくらい。また昨日のディナーバイキングでおいしかったプリンも
あり。特にたまご料理には力を入れていて、特別メニューもありということで
頂いたところ大変美味なり。
ということで朝食を堪能し、8時すぎにホテル日航姫路を出発!
国道2号線姫路パイパスから岡山方向へ向かい、山陽姫路西ICから山陽道へと入る。
岡山ICにて一般道に降り、岡山の中心街へ向かう。走ること2時間弱で無事に
本日の最初の目的地である岡山城に10時ちょっと前に到着する。
【6】岡山城と岡山後楽園
岡山城は、川面に映える漆黒の城ということで、とても見栄えのする城。
昭和時代の復元ではあるが、内部は名古屋城のように展示館となっており
エレベーターもある来館者にやさしい城。ということで、30分ほど見学。
その後は、月見橋を渡り岡山後楽園へ。
こちらは日本三大庭園の1つというだけあり、規模も景観も素晴らしいもの。
季節的に紅葉の名残が少し見られるも、今は華の少ない時期であったのが少し
残念なところ・・・。
こうして11時20分、岡山を後にする。
【7】吉備路にて
岡山から走ること30分。吉備路へと入り、最初の目的地である吉備津彦神社に
到着。ここは桃太郎のモデルとなった吉備津彦命を祀る神社で、まさに今に
伝わる吉備団子の原点ともなるべき場所。
ここで運よく岡山市のボランティアガイドから声をかけられ、少しの間一緒に
まわってもらう。このあたり、ガイドがあるの無いのとではやはり理解度が
だいぶ違い大変ためになる。
次に車で5分ほどのところにある吉備津神社へ。こちらも桃太郎由来の神社で
吉備津彦命を主祭神とする。
そしてここの目玉はなんといっても長い回廊。これは見事なもの!
【8】倉敷にて
吉備路を後にし、本日最後の目的地の倉敷へと向かう。
距離的には倉敷は近いが、少々混雑があり駐車場を確保するので手間取り、
40分ほどかかるが無事倉敷に到着する。
そして美観地区の観光案内所へ。運よく無料の定期ガイドが出発する時間に
はまり、13時30分から15時くらいまでガイド付きで美観地区を見学する。
倉敷の実業家、大原氏のことから洋画画家・児島虎次郎のこと。そして
倉敷スイーツ、倉敷国際ホテルの版画などなど、じつに細やかなガイドで
大変有意義な倉敷見学となる。
ガイドツアー終了後は、大原美術館を見学し、名画の数々を楽しむ。
そしてオススメのスイーツ店である パーラー果物小町にて
「本日のケーキ 旬のフルーツ添え 600円」を頂く。
この店は竹林を臨む屋外席があり、じつに風情があるところ。
こうして日も傾いた16時30分すぎに見学を終え、倉敷を後にする。
【9】国民宿舎サンロード吉備路
倉敷を出るとけっこうな渋滞で、本日の宿サンロード吉備路まで1時間近く
かかってしまう・・・。
そして17時30分。無事に本日の宿に到着。
こちらは国民宿舎グループの宿だが、とてもモダンで国民宿舎のイメージを
覆すところ。
そしてとても癒される広い部屋で一息つき、18時15分から夕食。
こちらはクリスマスの装飾を施されたレストランにてだが、今回近江牛を
メインにしたプランのためおしながきは下記のよう。
先附 時節もの
造里 本日の盛り合わせ
洋皿 シーフードサラダ
蓋物 さば味噌煮
焼物 メダイの吟醸焼き
蒸物 茶碗蒸し
台物 近江牛陶板焼き
飯物 本日の釜飯
このコース料理の他に、おすいもの、漬物、デザートがセルフコーナーにて
頂けるという方式。
いずれの料理もおいしいもので、特にメインの近江牛は舌もとろける高級牛を
感じるところ。
そして食事の後は、吉備路温泉へ。
こちらはとても湯質が良く、旅の疲れが癒される感あり。
こうしてとてもゆったりした時間の中、2日目が無事終了となる。
★12月4日(日)★
午前6時50分。とてもよく眠れた朝の目覚めは最高で、これまた吉備路温泉の朝風呂で
さらに爽快となる。
朝食は、7時半頃からで焼きたてのデニッシュパンに目玉焼き、サラダなど現地の食材に
こだわったと見られる良い素材のものばかり。
ということで、少しゆっくりめの朝を過ごし9時前にサンロード吉備路を出発する。
【10】備中松山城
本日最初の目的地は真田丸のオープニングで有名な備中松山城まで走ること45分。
山麓の城見橋運動場にて9時45分のシャトルバスにてふいご峠まで移動する。
ここから約700メートルの遊歩道を歩いて登城する。遊歩道と言いつつも、実際は
山道ということで勾配が なかなか険しく大変なところだが、歩くこと20分ほどで本丸に到着!
改めてこの山の中にこれだけの城を作った先人の労力を感じるとともに、場内に展示されている
数度に渡って 行われてきた大修理の履歴なども合わせて知り、今この城があるのは大変な
人たちが努力してきた結果なのだなというところ。
こうして備中松山城での見学を追え、11時30分頃に出発する。
【11】井倉洞
備中松山城を出発してしばらくすると雨が降り始め、晴れの国岡山では珍しいところ。
そして移動すること30分ほどで今回の旅の最後の目的地である井倉洞に到着。
こちらは日本三大鍾乳洞と銘打つだけあって高低差もかなりある全長1200メートルの
規模。
地球の神秘を感じつつも、ちょっときつい道のりをなんとか制覇!
こうして、13時すぎに井倉洞での見学を終えて岡山空港へと向かう。
【12】帰路
井倉洞をを13時すぎに発し、最短ルートで岡山空港へと向かう。
岡山空港は空港のターミナル内にガソリンスタンドがあるため、便利。
少々割高感はあるものの、いつものようにスタンドを探す大変さが無いのがGood。
返却予定の16時より1時間ほど早いが雨も本降りになってきたこともあり、15時すぎに
ヨタレンタカーの空港店へ車を返却。
その後、岡山空港にて九州筑豊ラーメンにて昼食。
続いておみやげを物色。いつもそうだが、旅の終わりはちょっと寂しいものあり。
そして17時00分発のANA658便にて東京羽田へと向かう。
こちらは機材の到着が遅れたため15分遅れの出発となった上、満席状態。
帰りの機材はB767−300。おなじみのワイドボディー中型機。
予定通りより遅延して羽田に着き、東京モノレールにて浜松町に出て、山手線経由で
無事東京駅に着き、19:32発のあさま625号に乗り込む。こちらはE7系自由席。
こうして21時すぎに帰宅し、旅の終焉を迎える。
【13】まとめ
今回の旅は、鳥取→兵庫(姫路)→岡山という三県周遊ということで、
日程的に2泊3日ながら、1日目は午前便でお昼前から観光をスタートでき、
2日目はまる1日。3日目も15時すぎまでとゆっくり観光することが
できました。
また移動時間も鳥取→姫路、姫路→岡山が少し長かったくらいで他は
わりと見所が近くにあって時間を有効に使うことができた感がありました。
最も細かいところはまだ見れていないところもありますが、それは再訪の時の
楽しみにとっておきたいと思います。
*** 鳥取姫路岡山旅行記2016 完 ***