北海道道東の旅2013夏

  ☆☆☆☆☆ 北海道旅行記2013☆☆☆☆☆ 2012.8.23〜25

【序章】
 昨年に続きいての北海道入りとなりましたが、今回は2002年
 以来の再訪「標津」、2005年以来の再訪「根室・釧路」。
 そして初の「中標津」の観光・取材を行いました。

★8月23日(金)★

【1】北海道へ

 今回は、8時35分の新幹線と東京モノレールを乗り
 継いで羽田空港第2ターミナルへ。

 早速チェックインし、搭乗口72番より航空機へ搭乗。
 機材の整備のため定刻の12:05より15分遅れの12:20発
 のANA837便にて一路根室中標津へと向かう。

 機材はANA運行のボーイング767−300型機で中型機の
 代表機で、1日1便という希少性とこの時期の観光需要に支えられてか
 お客さんの数も上々というところ。

 空の旅はまずまず快適。
 ソフトドリンクのサービスもありと1時間40分はあっという間
 というところ。

 そうこうしているに無事根室中標津空港へ到着。

【2】中標津にて

 14時10分。定刻より遅れたものの航空機は無事に根室中標津空港に
 到着し、取り付け口よりそのまま空港建屋へ入る。
 ひんやりした空気がやはり道東だなぁと思いつつ建屋内を階段で
 下ってゆき1階出口にて熱烈歓迎の中標津牛乳のプレゼントあり!
 このあたりは1日1便ゆえの貴重なアピールの機会と感じつつも
 うれしいひととき。まさに観光に力の入る地方空港ならでは歓迎
 というところ。

 そして、オリックスレンタカーの係員に引率されて中標津市街地にある
 レンタカー事務所へ。ここで漆黒のハイブリット車であるインサイト
 を借りていざ出発!

 走ること約15分で、開陽台に到着。
 
 開陽台は標高271mの小高い丘で、周囲に視界を遮るものがないので
 地平線が丸く見え視界は330度と言われていて、晴れた日には野付半島や
 国後島まで望める景勝地とのことですが、この日はあいにくの曇りで
 遠方は霧・・・それでも北海道らしいパノラマを堪能。

 少し寒いくらいだったので、たまたま展望台にいたセミは沈黙。
 北海道の短い夏もあと少しなのかなと感じるところ。
 
 他、乳牛の像や幸せの鐘などがあり展望台と合わせて楽しめる内容
 で50分ほどの滞在となる。

 15時20分、開陽台を後にし、標津を経て野付半島へ向かい走る
 こと約50分で野付半島に到着。

【3】野付半島

 1999年に初めて北海道を訪れてから14年目にして、やっと
 訪れることが叶った野付半島なのに、あいにくの空模様・・・。
 ということで、半島中腹のナラワラはぎりぎり見学OKなものの
 半島先端の野付ネイチャーセンタへ到着する頃には濃霧にて視界ゼロ
 ・・・トドワラも見れず残念無念というところ。

【4】根室へ

 野付半島観光を終えて、根室へと移動すること約2時間。
 途中、道の駅「おだいとう」に寄るも既に閉店・・・ということで
 小休憩のみ。
 18時半頃本日の宿「根室グランドホテル」に無事到着。

 チェックイン後、まずは夕食。レストランにて定食ということだが、
 これが秀逸。焼き物、煮物、刺身、汁物、デザートと一通りの
 コースメニューで地物を十分堪能することができる内容が印象的。

 その後、名物「展望台」へ。こちらは思ったよりどんどん上がる
 ! しばし根室の夜景を楽しむ。

 こうして、北海道旅行の第1日目は無事終了。

★8月24日(土)★

【5】根室から

 根室グランドホテルの朝食はバイキング。品数も多く何より地物が
 多く新鮮。特に卵とじゃがいもはおかわりしてしまいたくなるような
 美味感あり。

 ということで、朝食を堪能し、再び展望台へ。
 今度は明るい中の根室の街360度のパノラマを堪能。やはり海が
 近いせいか海鳥多し。

【6】納沙布岬

 9時前に根室グランドホテルを出発し、走ること約30分で納沙布岬へ到着。

 まずはオーロラタワーへ。96メートルのタワーからのパノラマは見事。
 ここにきて運よく霧が晴れてきたので、3.7キロ離れた貝殻島を見ることに
 成功!また水晶島もうっすらと見える感じあり。

 タワーを後にして、納沙布岬灯台へ。こちらを通り越して野鳥観察小屋へ。
 ここで再び貝殻島や水晶島を観察。近い分だけ鮮明になった印象あり。

 その後、お土産屋さんや四島の架け橋を見学して納沙布岬を出発!


【7】霧多布岬

 10時45分に納沙布岬を後にし、走ること45分ほどで浜松海岸パーキングエリア
 に到着。この界隈には風力発電の設備多し。しばし休憩の後、霧多布岬へと向かう。
 12時30分、霧多布岬に到着し遊歩道を歩いて先端へ。赤と白の灯台が
 印象的。そして霧のかかった岬先端を鑑賞。
 その後半島の反対側にあるアゼチの岬へ。こちらは映画「ハナミズキけ」の
 ロケ地になったそうできれいに整備されている印象あり。

 その後、橋を渡り道の駅厚岸グルメパーク「コンキリエ」へ。
 ここで休憩。
 その後、釧路湿原へと向かうことにする。


【8】釧路湿原「細岡展望台」

 厚岸より近道でいっきに釧路湿原の東側で最も著名な展望台である
 「細岡展望台」へ。こちらは道が少し細いので運転に気を使うもののなんとか
 到着!
 あいにく雨に祟られてしまうが、霧が出ず視界はまずまず。湿原ならではの
 曲がりくねった川などの雄大な景色を堪能。

 17時をまわりだんだん暗くなってきたためここで観光は終了。
 釧路の街へと向かうことにする。

【9】釧路の夜

 細岡展望台から走ること30分ほどで釧路の中心市街地に到着。
 本日の宿「ANAクラウンプラザホテル釧路」に到着。
 こちらは8月1日にリニューアルオープンということもあり、まず高級ホテル
 らしいチェックインの流れで手荷物の引き取りと部屋までのご案内があり。
 そして客室はモダンで上品な感じ。

 一休みしてから、やはり釧路と言えばろばた焼きということで、ホテルの隣に
 あるろばた焼きのお店「ろばた煉瓦」へ。
 待つこと20分ほどで席に案内され、いざスタート!
 
 ホッケ、ホタテ、ジンギスカン、野菜セット、サンマ、カキと主要な焼き物
 を制覇し、仕上げとして焼きたらこ茶漬けとタラバガニ汁にて締め。
 海の幸を堪能すること120%というところ。

 その後、ホテルに戻りロビーのスイーツ売り場にてイチゴショートをゲット。
 おいしく頂く。

 そして釧路の夜は長い・・・ホテル17Fにあるバーへと足を運びオススメの
 カクテル「夕凪」を頂く。こちらはウォッカベースのためかかなり強い
 印象。また人参が入っているせいか、どことなく高い栄養の味に似ている
 ような気が・・・。

 こうして日付が変わる直前まで釧路の夜を堪能し北海道2日目は無事終了。

★8月25日(日)★

【10】標津へ

 釧路の夜を堪能したため少々朝寝坊の8時半起床・・・。ということで
 朝食のバイキングもゆっくり楽しむ。

 10時半、ホテルを出発し一路標津へ向けて出発。

 国道44号線から国道272号線「通称ミルクロードへ」と入り
 ノンストップで12時20分に標津到着!
 
 かけ足で「標津サーモンパーク」を見学。こちらは鮭に特化した水族館
 のような施設という感じ。
 展望台まで制覇して、一路中標津へと向かうことにする。

【11】帰路

 中標津に入り、スタンドにてガソリンを給油後、オリックスレンタカー
 中標津空港店へ。こちらで車を返し空港へ送ってもらう。

 空港は売店2件とレストランがあり、おみやげを少々となかしべつ
 コーヒーとドラ焼きを購入。

 その後、14時250分発のANA840便にて東京羽田へ向かう。

 帰りは往路の帰り便ということで機材も同じB767−300。
 快適な空の旅を楽しみつつ16時00分。無事到着し、
 その後は東京モノレールを経由して東京駅へ。その後新幹線を乗り継いで
 帰宅し、旅の終焉を迎える。

【12】まとめ

 今回の北海道旅行は日程的に2泊3日ながら、中標津空港を起点に
 移動距離の少ない行程だったので比較的道東の標津・根室・釧路
 といったところをゆっくりまわれた印象がありました。

 残念なことに天候に恵まれなかったため、見れなかったところも
 ありましたが、それは次回の楽しみに取っておくことにしたいと
 思います。
            *** 北海道旅行記 完 ***
      
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