愛媛旅行記2012

 ☆☆☆☆☆ 愛媛旅行記2012☆☆☆☆☆ 2012.11.17〜19

【序章】
 初めての四国入りとなりましたが、今回は道後温泉などで有名な
 「愛媛」の松山市、最南端の愛南町、城下町の宇和島市、日本一長い
 半島の佐田岬半島の4箇所の観光・取材を行いました。

★11月17日(土)★

【1】愛媛へ

 今回は、8時35分の新幹線と京浜急行電鉄空港線を乗り
 継いで羽田空港第2ターミナルへ。

 早速チェックインし、搭乗口64番より航空機へ搭乗。
 12:00発のANA589便にて一路オ松山空港へと向かう。

 機材はANA話題の最新鋭ボーイング787−8型機でもちろん
 自身初搭乗ということで期待感大。

 悪天候のせいか、離陸渋滞が起き出発が少し遅れたものの
 無事テイクオフ!
 そしてさすがの最新鋭機787だけあって空の旅は大いに快適。
 定番のソフトドリンクのサービスもありと1時間25分はあっという間
 というところ。

 そうこうしているに無事松山空港へ到着。

【2】松山・道後温泉へ

 13時55分。定刻より遅れて航空機は無事に松山空港に
 到着し、四国の地に初めて足を踏み入れる。
 気候は温暖なイメージとは違い東京とそれほど変わらない感じ。

 そして、日産レンタカーのカウンターにて受付をして送迎車にて
 営業所へ。
 14時30分すぎにティーダ1500(S3クラスの無料アップグレードか?)
 の2万キロ弱のよく走りそうな車にていざ出発!

 走ること約20分で、本日の宿である道後温泉「大和屋本店」に到着。

 こちらに車を預けて早速チェックイン!
 今回のプランはマッサージチェア付ということで、まさに癒しの一色
 の空間に満足。ということで早速B1Fにある大和屋さんのお風呂に
 て一風呂浴びる。

 こちらは露天風呂が檜風呂ということでよい香り。贅沢なひとときを
 過ごす。

 その後、市内電車(路面電車)道後温泉駅にて1Dayチケットを買い
 一路松山中心街へと繰り出す。

【3】松山城

 路面電車の大街道駅にて下車し、ロープウェイ街を歩くこと15分ほど
 でロープウェイ乗り場に到着。
 こちらはロープウェイとリフトが選べるが、リフトのが早そうだったので
 リフトにて松山城へ登城!

 なんとか天守閣の閉まる16:30までに滑り込み、ひととおり見学。
 それにしても見事な城。ゆるキャラのよしあき君もナイスな感じ。

 約1時間ほど見学して17時すぎに退城。

【4】日本料理すし丸

 松山城観光を終えて、大街道のアーケード街に入り今夜の夕食
 の店を探す。
 そしてしばし散策の後、「日本料理すし丸」に決定。
 ここで人気の「旬彩にぎり」を頂く。

 まさにまわらない寿司な訳で贅沢なお食事タイム。
 ネタはイカ、エビ、サーモン、うに、アナゴ、トロ、巻物、玉子焼き。
 ここに練り物の入った吸い物が付いて2,100円。
 
 職人さんとちょっとした会話を楽しみつつ松山の夜を堪能する。

【5】道後温泉本館

 再び路面電車に乗り、道後温泉駅まで戻ると18時半すぎ。
 有名な時計のショーを見てから道後温泉本館へと入館。

 プランは「神之湯二階席」こちらは神之湯階下の入浴と二階席で
 休憩しお茶とお煎餅が出るプランで800円。
 まずは二階に上がり、浴衣を受け取る。そして席を指定され
 トレイに上着など目印となるものを置き、階下の浴室へ。
 浴室にて湯浴みした後、再び二階席に戻るとお茶とお煎餅が
 出されて一休みというプラン。

 こちらは道後温泉の雰囲気を手軽に楽しめるプランかなという
 ところ。
 その後は、周囲を少し散策して20時ちょっと前に宿に戻り
 2度目の温泉にて暖まってから就寝。
 
 こうして愛媛第1日目は終了。

★11月18日(日)★

【6】大和屋本店の朝食

 5時すぎに起床し朝風呂の後、一眠り。7時より朝食。
 愛媛旅行2日目の朝食は、老舗ならでは贅沢を・・・ということで
 和定食。無料オプションの納豆も頂いてボリューム満点の内容。
 さらに焼き物のじゃこ天は固形燃料にて熱々に温めたもので
 格別の味わい。

【7】宇和海展望タワー

 9時前に大和屋本店を出発し、松山道・松山ICから車を飛ばし、
 途中内海展望所でひと休みしつつ、走ること約2時間で愛南町の宇和海展望
 タワーに到着。

 こちらは地上107mまで展望所がまわりながら上昇下降するという
 世界でも珍しいタワーで昭和52年開業と歴史はあるものの未だ
 健在という感じ。
 実際に乗ってみると、回転するだけにちょっとスリリング。
 しかし通常のタワーとは違ってとにかく回転するだけに楽に景色が楽しる
 という利点が大いにあり。
 快晴という天候も見方してあっという間の6分間というところ。
 その後は、日本に唯一残存する旧海軍の戦闘機である紫電改を
 見学。こちらは機体に穴が開いていたりとなかなかに歴史を感じさせる
 ものがあるが、それもそのはずで昭和20年頃海底に沈み、約30年後
 の昭和54年に引き上げられたものなのだそう。

【8】石垣の里「外泊」

 次に訪れたのは車で10分ほどのところにある石垣の里「外泊」。
 こちらはまさに石垣だらけの集落ということで、ひとまわり。
 けっこう民間人がいて生活観あり。

【9】高茂岬

 外泊を後にして、しばらく林道のような道を走ること約20分。
 愛媛県最南端の高茂岬に到着。
 絶景の見える遊歩道は、尾根の方は風が強いものの、下るに
 従って風は弱まり暖かく絶壁の縁まで行けるのでゆっくりと散策する。

【10】日本庭園「南楽園」

 高茂岬を後にして、湾の大きな半島をぐるりとまわって再び宇和島方面へ
 走ること約1時間半で日本庭園「南楽園」に到着。こちらは、花の季節
 ではないため純粋に庭園の造りをかけ足でまわる。

【11】遊子水荷浦の段畑

 南楽園を後にし、走ること約40分。宇和島郊外で有名かつ貴重な
 スポットである「遊子水荷浦の段畑」に到着。
 こちらはまさに山の頂上まで石垣が整然と積まれていて見事!
 作業されている住人の方もいて、すごいなぁと感動する。

【12】宇和島城

 15時をまわり日も傾いてきたため、段畑を後にして急いで宇和島市
 中心にある「宇和島城」へと向かう。
 駐車場へ車を停め、たまたまやっていたスタンプラリーに参加。
 こちらは質問形式で、ヒントをもらい問いに答えるとスタンプが
 もらえるという方式で問い6まであり。

 ということで、宇和島城を天守閣までしっかりと堪能する。

 その後は、道の駅に寄り道し燃料を給油。本日の宿へと向かう。

【13】宇和島国際ホテル
 
 こちらはホテルとはいえ、くつろげる和室。そして大浴場が売り。
 ということでチェックイン後、早速大浴場にて疲れを癒し
 18時より夕食。こちらは、宇和島の郷土料理がたくさん。
 「鯛めし」「ふくめん」「ふかの湯ざらし」に定番の鍋料理。そして
 お頭付のエビフライ、刺身、茶碗蒸し、鯉の煮付けと豪華な内容。

 特に「鯛めし」は専用のタレに漬けて暖かいご飯にかけて食べるという
 内容がとてもおもしろくて美味。

 ということで、食欲を満喫した後部屋に戻りしばしくつろいで
 就寝前に再度大浴場(貸切!)にて暖まりちょっと早めの就寝。

 こうして愛媛第2日目は無事終了。

★11月19日(月)★

【14】佐田岬へ

 午前6時半に起床し7時より朝食。じゃこ天・温泉玉子などがメイン
 の和定食で、ごはんはおかわり自由でしっかり栄養補給。
 
 そして7時50分にホテルを出発し一路佐田岬へ。
 まずは宇和島道路より松山自動車道に入り、大洲北只ICに降り
 国道197号へ、夜昼トンネルを抜けると八幡浜に到着。
 そしていよいよ佐多岬半島へと入る。

 まずは佐田岬灯台を目指し約50キロという日本一細長い半島の先へ
 先へと進む。

 9時50分に無事灯台の駐車場に到着し、その後散策路へ。
 少し下ると開けた海岸ばたに出てキャンプ場があり、さらにもう一山
 登ったところで「椿山展望台」に到着。
 こちらは四国最西端の展望台とのこと。

 そして展望台から少し下ったらついに灯台に到着!

 歩くこと約30分ということで、なかなかのウォーキングという感じ。

 そしてしばし「四国最西端」の景色を満喫した後、帰路につく。

【15】大久展望台
  
 帰路は佐田岬半島を散策しつつということで、まずは大久展望台に
 到着。こちせはギリシャ神殿風の展望台ということで佐田岬の先まで
 見渡せるなかなかの絶景ポイント。

【16】せと風の丘パーク

 その後、国道197号から尾根へと登り、風車の立ち並ぶ壮大な景色
 をしばし散策。こちらは少し風が冷たいもののお弁当を食べている
 人たちもちらほら。

【17】しらすパーク

 そして再び国道に戻り、さらに海岸沿いに下り昼食をとるため
 しらすパークへ。

 こちらは宇和海でとれた新鮮に知シラスを味わえる食堂があり、
 1000円の釜揚げしらす御前を頂く。こちらは食が進むしらす飯と
 かき揚・お吸い物などのセットでなかなか食べ応えあり。

 こちらは地元でも人気のようで、自分が入った時は一人だったのが
 出る時はけっこう満席に近い状態に・・・味的にもまた訪れたい
 ところ。

【18】再び道後温泉へ

 しらすパークを後にしたら、一路空港目指して走るものの少し時間に
 余裕があるため、ふと思い立って道後温泉へ向かうことにする。

 帰路は海沿いの国道378号「夕やけこやけライン」を走り、伊予IC
 より一区間だけ松山道に乗り、松山ICで降り道後温泉へ。

 時間に余裕があるといっても15分程度のわずかのため、かけ足で
 道後温泉本館へと入る。
 
 こちらで再び神の湯階下に入り一息。

 そしてお土産にタオルとみかん石鹸を追加で購入し、かけ足で
 空港へ向けて出発!

【19】帰路
 
 松山市街地は少し混雑するも予定時間の5分遅れくらいで日産レンタカー
 松山駅前支店に到着!
 
 ここで3日間足になって山道や狭いところもよく走ってくれたティーダ
 とお別れ。

 空港への送りはあの話題の電気自動車リーフ。こちらは加速感がすごい
 がネックはバッテリーの持ちなのだそう・・・。

 こうして、16時20分くらいに無事松山空港に到着し、少しだけ
 ショップを散策の後、17時00分発のANA596便にて東京羽田へ向かう。

 機材はB777−200と大型機のためゆったり感あり。旅の余韻を
 楽しみつつの空の旅。そして18時20分無事に羽田空港に到着し、
 その後は京浜急行電鉄空港線を経由して東京駅へ。その後新幹線を乗り継いで
 帰宅し、旅の終焉を迎える。

【20】まとめ

 今回の愛媛旅行は1日目に道後温泉と松山観光。そして2日目に南予の
 宇和島・愛南観光。3日目に佐田岬観光。と四国にしては移動距離の合計が
 500キロに達するなかなかの強行軍でした。
 
 残念ながら四国カルストや今治、内子、大洲、宇和といったところは
 行けませんでしたが、愛媛の代表格の2都市に泊まれたことで
 文化の一旦を垣間見れたのではないかと思いました。

 再訪を楽しみにしつつ今回の旅のまとめとしたいと思います。


            *** 愛媛旅行記 完 ***

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