3/26(月) ポカラ--(taxi)-->ナヤプル(1070m)
----ビレタンティ(1025m)---ランドワール(1160m)---スダム(1340m)
----ヒレ(1340m)---ティルケドゥンガ(1480m)
LAXMI GEST HOUSE 泊
6:00a.m.起床、屋上に行ってみる。
 とんがって三角形のマチャプチャレ、頂上が平らで四角形のアンナプルナサ
ウスが見える。零を起こしてしばらく外を眺めた。7:00頃、寝袋カバーを買い
に外に出た。


 

 出口で経営者の弟に、トレッキング用品の店屋は開いているか聞いたところ、
開いていると言うことであった。店shopを『ソープ』と発音していた。
 ゴアテックの寝袋カバーが2つ、零用の中古のゴアテックのレインコートM
を1つ買った。ゴレパニ峠は寒いので防寒をしていった方が良いということな
ので、念のために購入した。(800Rs*2+1000Rs) 帰ってきてGHの方で用意
した朝食を食べた。昨夜の話では、Bossの弟かダナ(Dhan Bahadur Thing)とい
う22歳の青年かどちらかがガイドとなると言うことだった。ダナさんの方にな
ったようだ。GHの前から、日本では考えられないボロいタクシーに乗った。確
かTOYOTAの1300ccのcoronaで、内装は天井、ドアの内側に隙間があり、はがれ
落ちそうな状態で、窓を開ける手廻しのとっては無いし、スピードメータの針
も動かない。帰りのボロいハッチバックのタクシーに比べ、荷物の落ちる心配
もないましな車でした。
 カセットテーブで、ネパールのポップス、結婚式で歌う歌をかけていた。も
ちろん信号機はなく道路は1車線分しか無いところが多く、対向車が来ると、
譲り合うことはなく、互いにぎりぎりまで真ん中の舗装された部分を行こうと
していました。 坂などではだいぶ唸っていたが、無事ナヤプルについた。
 ヤナプルNayapul,Naya=New pul=Bridge の意味で昔はBirethantiへは橋
が無くて行けなかったようだ。

橋といっても車の通れる橋ではなく、人間同士がやっとすれ違える位の吊り橋で、
背中に荷物を載せたドンキーとすれ違うと荷物をぶつけられる。ヤナプルを9:30
頃出発して、ビレタンティのACAPチェックポイントに10時についた。ライセンス
の持っているガイドは客の許可証をもって客にはサインをさせ得るだけだが、我
がノー・ライセンス・ガイドは、客にチェックに行って来いという。行き先だと
か日数だとかを聞かれた。私もサインして、息子を呼んでサインをさせた。
 私のヒアリング能力が無いのはもちろんだが訛が強すぎて意味がとれない。
『・・ショーン』『what ショーン?』『ショーン』うーん家の息子はジョン・
レノンとヨーコ・オノの子供に似ているわけないし、そんなにかっこよくない。
と思っていると他のトレッカーのライセンスガイドが『son』だと言ってくれて
やっとわかった。
 ビレタンティからは、零が坂になると遅くなるので、途中から引き返して、
河原沿いの道を行った。ネーデルランド人(オランダはネーデルランドの一部分
で、その逆ではないと言っていた)のカップルと一緒に進んだ。地元の人が100kg
近くあると思われる鉄製の電柱を休み休み運んでいるのをみた。きつそうだった。
 
 
 


 

 KUMAR LODGEで昼食、バターチベットパン60Rs、野菜春巻き80Rs、ミルクティ
ー15Rs(以上私)、茹でたジャガイモ50Rs、オニオンオムレツ40Rs、スプライト30Rs
(以上零)、ミネラルウォター55Rs、『春巻』は通常の日本で出されるものと違い、
長野県でいう『おやき』を半月型にして油で揚げたものに近い。ジャガイモは小
さく、日本の物と比べ水っぽくなく味が濃い感じがする。後からイギリス人4人
のトレッカーと一緒になった。彼女たちはガイドを雇い、ポーターに大きな荷物
を運ばせていた。

 

昼食を過ぎ、ランドワールからダナさんの友人の高校生2人と一緒に歩いた。二
人とも16歳でランドワールの高校に片道1時間かけて通学しているらしい。私は
スダムあたりから、足がつってダナさんにマッサージしてもらった。石段で下に
クッションになる土がないので足に負担がかかったようだ。ティルケドンガの
『LAXMI Guest House』に3:45頃着いた。ここの宿はさっきの高校生の家であっ
た。疲れたので夕食まで寝た。夕食 ミネラルウォータ55Rs、Sprite 30Rs*2、
ミルクティ15Rs*2,ガーリックスープ50Rs,ミックススープ70Rs、ポテトオムレツ
40Rs、チベットパン40Rs、コーンパン40Rs、卵野菜春巻90Rs、ミックス春巻100Rs、
チョコレートプディング80Rs、カスタードプディング75Rs。


 

 部屋は個室で、裸電球もついており、北アルプスの日本の山小屋に比べれば遙か
に快適、沢の音を聞いて寝た。


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小林博正

Last modified: Wed May 23 18:56:43 2001