朝ネパール時間6:30起床、零は食欲が無くチーズオムレツ、私は
昨日同じ様な朝食セットを頼んだ。サービスでトーストとクロワッサ
ンが2個ずつ出てきたので零に食べさせる。
しばらく部屋で休んで荷物をまとめ、9過ぎにチェックアウト、ホ
テルの車で国内空港まで送ってもらう。当然担ぎ屋がいてトランク
を開けた瞬間、荷物に手をふれた、hold upといって手を引かせた。
入り口で空港券のチェックをしてベルトコンベアに荷物をおき、待
合室でしばらく待った。国際空港の建物でも日本国内のどんな空港よ
りも内装・設備が劣ると思っていたが、国内空港の場合は最低限必要
と思われる行き先やボーディング時間の書いた掲示物すらない。COSMIC
AIRのカウンター(と言っても計量計を兼ねた入り口と机があるだけ)
でチケットを出したら、空港税を払った証明書を添えないと手続きに
入れないようだ、110Rs*2=220Rs払いに行ったら、165Rs*2=330Rsだと
言われた。後で解ったことだが一週間くらい前値上がりしたようだ。
2〜3年前ハイジャックがあった当時は厳しいボディチェックが合っ
たようだが、観光客はフリーパスでした。中待合いに入り、30分前に
なってもボーディングの様子はないので建物の外に出て、cosmic air
のバスに乗った。
そうしたら運転手が、cosmic airの客室乗務員を連れてきてくれ、呼
び出しがあるまで待合室で待って下さいとのことであった。出口近くに
各空港会社ごとバスがあり、それに乗って飛行機まで行くようになって
いる。賄賂事件があり赤字のRoyal Nepalのバスが一番立派でcosmic air
は見劣りする。暇なので隣に座っている英字新聞を見ている人にポカラ
行きのcosmic airに乗るのかと話しかけたところ、ポカラには行くが何
に乗るか解らないということであった。観光・トレックでポカラに行く
らしいがどこにトレックに行くかも解らないと言っていた。
インド人の添乗員らしき人に聞きに行った。どうもインドの金持ちの団
体旅行らしい。当然中待合いにも電光掲示板はおろか掲示物もなく、出口
で職員が出発する便を口頭で出発便を言うだけです。機体はプロペラ機で
ABCの3列*11=33人乗りで、客室乗務員が2人いて飴・ピーナッツ・マンゴ
ジュースを配布してくれた。
機体の外からはポカラが盆地になっており、周りの山の頂上まで段々畑
が続いているのが解った。30分ほどでポカラ空港に着いた。滑走路の周囲
には使わなくなったヘリコプター、飛行機、いろいろな機械が放置してあ
り、ネパールのいい加減さを象徴しているようだ。下りるとカトマンドゥ
(標高1300m位)より更に熱い。荷物は人力のリヤカーで運んでいた。もっ
ている半券と荷物の券とをチェックしてから渡すので驚いた。
空港を出るといかがわしいタクシーが声をかけてきた。レイクサイドまで
150Rsだというので乗ることにした。Board Walk Gest Houseに行けと言
ったら、看板の出ていないホテルに連れていかれ、ここがBoardWalkGHだ
と言われた。どうも変だという感じがしたが、バスタブがない以外は悪くな
かったので、泊まることにした。しばらく休んで、フロントにトレックの相
談に行った。日程表を見せると明日の早い時間から出かけた方がよいという。
それはそうしたいが、ACAPの許可証を持っていなく、officeが開く時間を考
えると遅くなるというと、すぐに手続きをしてやるので問題ないという。高
いと思ったが、42$*5日*2人=420$も払ってしまった。
外に改めで出てもどうもおかしい。宿の名前の書いてある看板がない。湖
岸の道路に出てすぐに『古都』、『snow land』があるはずだが無い。だい
ぶ歩いて『snow land』を見つけて、ここで昼食をとった。近くには本物の
BoardWalk GHがあるはずだが、やはりあった。
BoardWalk GHの受付で、最初にここ来る予定でだったがタクシーとぐるに
なったNo name hotel に連れて行かれてだまされた。向こうにトレック用の
荷物が置いてある。何とか払ったお金と荷物を取り戻したい、ツーリストポ
リスに行きたいが場所はどこかと聞いた。すると、ツーリストポリスに相談
しても解決しないだろう、夕方になれば日本語のわかるうちのボスが帰って
くるので交渉しに行く。心配ないというので部屋で休むことにした。
夕方、ボスと一緒に、Potala hotel(No name Hotel の本当の名前)に行き
アンナプルナの入園料$60を除き$360を返してもらった。最初は契約したじゃ
ないかとふざけたことを言っていたが、ここがBoard Walk GHだと確認したと
きにうそを言って騙したことを、大きい声で抗議した。Board Walk GHのBoss
が交渉してくれたので、うまくことが運んだ。
Board Walk GHに帰り、洗濯をして風呂に入り、ゆっくりしているうちに零
は熟睡してしまった。しょうがないので、一人で『古都』に行き、夕食のお茶
づけを食べた。『古都』は、店の内装、雰囲気は日本のままで、米も日本米だ
し、味付け食感も良い。おにぎりをTAKE OUT してBoard Walk GHに持ち帰った。
『古都』を出たところにe-mail屋があり入った。PCは店に8台くらいあり
ました。利用料は1分5ルピ−(1ルピーは約1.7円)とのことです。OutLook
しかなく、普段使っていないので、使い方を学習しました。ここは店のもって
いるe-mailアドレスをを使い、e-mailするシステムになっています(これは後
できづいた) メールグループ <cheerful-home-xi7@ns.suwa.nu>のほかいく
つかにe-mailを書きました。 送ろうとしても送れなくて、どうしたのかな、
OutLook使い方解らないのでうまくいかないのかなと思っていると、店員が来て、
ダイヤルアップして繋いでくれました。5Rs/1minというから接続されている時
間だと思ったらPCをいじくる時間だったとは意外でした。この店はアナログ
1回線とPC8台で運営しているとは驚きです。地元の人はもちろん誰もいま
せん。みんな欧米系の観光客です
e-mailをやってGHに帰ってきて、経営者の弟に明日からガイドなしでトレ
ックに行くので、荷物を預かってくれるように頼みました。そうするとトラブ
ルがあるかもしれないので薦めないと言われ、BOSSに相談してくれと言われま
した。待っていると経営者の奥さん(西ノ宮市出身の日本人)が、ほうじ茶を持
ってきてくれ、経営者との商談に入り、先ほどの恩もあり、ここでNo license
ガイドを頼むことにした。本当は安全なコースを取りガイドなしにしたかった
が、地図に『group treck suggestion』の道を何カ所か通るコースなので、
ガイドと一緒に行く価値のあるとも考え、4日間2人の交通費、宿泊費、全て
込みの$240でOKしてしまった。
リンクはご自由にどうぞ。